L'amant(映画)
「愛人/ラマン」は最も好きな映画のうちの一本。
1930年代のサイゴンの街並みと雰囲気、ショロンの街と主人公が逢引する部屋、中国人紳士の白い絹のスーツ、主人公の少女の佇まいなど視覚的な魅力は言うまでもなく、ガブリエル・ヤレドの音楽がまた素晴らしい。
「1920~30年代の雰囲気を残したアジアの旧植民地の町」などがテレビで取り上げられると大体BGMはこの映画のサントラが使われている。
少女がフランスに向かう客船で耳にするショパンのワルツ(10番69-2)が「船上で偶然耳ににする」というシチュエーションにぴったり。
長らく誰の演奏なのかわからずにいたのだけど、先日、エンドクレジットに演奏者の名前を発見。
ハワード・シェリーという英国人ピアニストだった。
意外というか、ものすごく当然なところに情報があった。
ちゃんと見なさいよと自分を叱る。
音源が欲しいけど、収録されているExpanded版サウンドトラックは廃盤でした。
| 固定リンク
「映画(洋画)」カテゴリの記事
- エジソンズゲーム(2020.06.23)
- ステイ・ホームで鑑賞 1 (2020.05.11)
- テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2020.02.11)
- L'amant(映画)(2018.09.10)
コメント