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2018年10月15日 (月)

不自然なゴリ押し、不自然なタブー

モデルデビューした某国民的アイドルの娘を称賛する記事が鬱陶しいなと思っていたら、早くもネガティブ記事が出てきて、「上げてから落とす」のがメディアの常道とはいえサイクルが早いな。
あの誰得というか、素人目にも逆効果としか思えないやり方に突っ込まずにいられないのはわかるけど。
両親とも芸能人でマスゴミのやり口など百も承知のはずなのに、なぜこんな売り出し方をしたのかが不可解。
容姿を持ち上げるだけでなく、世間の反応まで過大に盛ったら違和感を覚える人が出ないわけがない。
「嘘も百回言えばほんとになる」的なのはマイナスでしかないと思う。

二世タレントの売り方としては「あの子誰?」→「あの人の子どもなのか~」というのが一番理想的な流れ。
宇多田ヒカル然り、杏然り。
七光りがプラスになるのは本人が何らかの形で実力を発揮した後のこと。
・・・実力があることが前提ですが。

まあ、母親が10数年にわたって世間に「料理が上手い」と思わせることができていたから、今回もなんとかなると思ったのかもしれないけど、今はネットの時代。
画像修正技術も上がったけど、それを見破るほうも目が肥えているわけで。
メディアが書き立てるほどでなくても、そこそこは可愛いんだから相応な売り方をすればいいのに。

それにしても、国民的アイドルの子でもマスゴミの餌食になるのは免れないのに、ツッコミどころ満載でありながらネガティブ記事が出ない人たちがいるのが不思議。
某元フィギュアスケート選手とか、テニスのトップ選手の自称モデルのガールフレンドとか。
一体何に守られているんだろうか。

マスメディアは、(何らかの落ち度はあれど)仕事に取り組んでいるタレントや俳優のプライベートをほじくって足を引っ張るよりも、芸能界の底辺にいる怪しげな輩を白日の下にさらすほうがずっと有意義。
まあ、メディアが目指すのは有意義なことではないのかもしれないけど。

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