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2019年5月14日 (火)

いだてんコンサートとか

「いだてん」の大竹しのぶが水を得た魚。中村獅童との息もぴったり。
これまで出演した大河ドラマは帯に短し襷に長しな役が多かったけど、幾江役は本領発揮。
女丈夫なところ、スヤに見せる愛情、いろいろと良い。
もう一人のしのぶ、寺島しのぶも大河では今回の二階堂トクヨが一番好き。
女子体育の黎明期が新鮮です。
リアル「はいからさんが通る」という感じで楽しい。

で、録画していた「いだてんコンサート」を視聴。
東京五輪のファンファーレって初めて聴いたけど、いだてんのテーマ曲にさりげなく取り入れられているのか。
途中、「黄金の日日」の演奏も。
CDは持っているし、iTuneにも入っているけど、コンサートで演奏されるのを聴くのはまた違った趣があってうれしい。
ところで、「黄金の日日」は大河ドラマの中でも視聴率が上位に来る作品だけど、リアルタイムで見た時は、正直かったるいと思うことも少なくなかった。
五右衛門の刑死後は見てなかったし。
「黄金の日日」を本当に面白いと思ったのは数年前にCSの時代劇専門チャンネルで視聴してからです。
で、今、「黄金の日日」を日曜の8時に地上波で放送したとして視聴率は取れるんだろうか。
いえ、面白いんですよ、すごく。
でも、登場人物が次々横死するし、歴史と無関係のサイドストーリーがあって話の構成が複雑。
「いだてん」の陸上と落語の切り替えについていけない人には「黄金の日日」も無理かなと思って。

ちなみに前年の「花神」は平均視聴率19.0%で当時としては低いけど、視聴率が低かったからとこの作品の価値を疑う声はない。
ま、文句を言いそうな人はそもそも見ていないから、というのもあるけど。

やはり低視聴率がニュースになっていた「平清盛」は、総じて好意的ではあったものの、整合がとれなかったり無駄に奇を衒っていると感じる点がいくつかあった。
アイデア倒れというか、「普通に描けばいいのに」と。

「篤姫」の頃だったか、史実改変の批判が出たことについて、クドカンが文春のコラムで「面白ければいいじゃん」的なことを書いていて、それを読んだ時は「クドカンには大河は向かない」と思ったし、今回も戦国とか幕末だったら猛反発していたと思う。
でも、五輪の歴史だし、一部の人が思うほど大河ドラマは重厚一辺倒だったわけではないし、もともと大河ドラマはちょっと実験的な枠だったし、まあ見てみるか、と。
始まってみれば、脚色はあれど、史実にはかなり忠実だったので不満はなく、「ここを変えろ」という不満すらない状態です。少なくとも今のところは。

視聴率については、このところ戦国モノ以外は視聴率が低い傾向だったし、近代史を扱うにあたっては覚悟はしていたはず。
それに、発表されている視聴率の信頼性がそもそも疑問。
関東圏の視聴率のモニターは600世帯だと何かで見た記憶があるけど、その600世帯がサンプルとして適正なのかどうかも不明だし。
それから視聴者のライフスタイルの変化も。
昔と違って、録画しておいてリアルタイムの放送時間にはCSを見ていることだってあるわけで。


これまでマスメディアが大河ドラマの話題を取り上げると、主演俳優の下げ記事と相場が決まっていた。
「江」の時さえ、脚本家の金銭スキャンダルがちょろっと記事になった以外は主演の上野樹里を執拗にバッシング。
それが、今回はクドカンが名指しされているのがちょっと不思議な現象。
週刊誌やタブロイド紙等のメディアによる「いだてん」批判の一部は「クドカン」がブランド化したことへの嫉妬や反感もあるんじゃないかと思う。

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