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2019年9月

2019年9月28日 (土)

羊と鋼の森(映画)

去年、原作を読んで映画に興味を持ったものの既に公開終了していて、先日WOWOWで放映されたのを録画して鑑賞。
丁寧で繊細な映画で、原作の読後感の良さを映画でも味わえました。
映画館で見れば良かった。

ピアノ演奏の技術レベルと表現がそれぞれの役柄とかシチュエーションにぴったり合っていた。
原作には具体的な曲名があまり出てこないけど、選曲も良かったです。
結婚披露パーティの演奏曲の中にさりげなく「音楽に寄せて」が入っていたのも映画の内容に似つかわしい。
音楽を担当した世武裕子のプロフィールを見たらガブリエル・ヤレドに師事とのことで納得、です。
「愛人/ラマン」のショパンのワルツも「船上で誰かが弾いている」というシチュエーションにぴったりだった。

調律の依頼主の青年が「子犬のワルツ」を弾く場面は原作で一番好きな場面で、どんなふうに描くんだろうと思ったのだけど、とても素晴らしかった。
ゆっくりとぎこちなく音符を一つ一つ思い出すように弾き始め、だんだんと思い出して速度を増していくくだりがとてもリアリティがあって。
久しぶりにピアノを弾く時ってこんな感じだよね、と。
ちょっとぎこちなさがありつつも解き放たれたように奏でるピアノの音色に涙が出てしまった。
「子犬のワルツ」で泣くことがあろうとは。
この場面の音は俳優の演奏をそのまま使用したのだろうか。
「そこそこ弾ける」というレベルの演奏だから、ピアノが弾ける俳優の音をそのまま使うほうがリアリティがあるだろうし。

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2019年9月25日 (水)

いだてん~昭和編

1940年のオリンピック招致をめぐる駆け引きからベルリンオリンピックまでの流れが面白い。
前畑がんばれの場面は不覚にも涙ぐんでしまった。
ロサンゼルスオリンピックの明るさとベルリンオリンピックの対比もいい。
オリンピックが話の中心のため戦争に至る過程が間接話法なのも好きなところ。
時代背景は「細雪」と重なる。
そういえば「細雪」はベルリンにバレエ留学する女の子のエピソードはあったけど、オリンピックも二二六事件も描かれなかった。
敢えて描かなかったのか。

杉咲花が「りく」で再登場。
第一部の最後で関東大震災でシマを失った増野が気持ちの区切りを付けるまでの過程が心に残りました。

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2019年9月22日 (日)

東京ポップスオーケストラ

横浜合同演奏会と連日になるし、ちょっと迷ったけど、意外とアクセスが良いので行くことにした。
東京を織り込んだメドレー3、60年代・70年代のポップスがテーマのコーナーが4というメニューで、全体的にアレンジと演奏がとても良かった。

カーペンターズメドレーは選曲も好みで、「ふたりの誓い」のイントロに思わず笑顔。
リチャード・カーペンターをアレンジャーとしてリスペクトしているんだなと感じる選曲でありアレンジでした。

で、杉山清貴がゲストの千住明のコーナー。
FENの曲をオーケストラの演奏で聴くという望みが叶ってうれしい。
ずっとFEN発売時のコンサートに行けなかったことを残念に思っていたのです。
去年のシンフォニックコンサートではFENの曲をやらなかったし。
「How Deep Is Your Love」を生で聴くのは初めてな気がするけど、この曲は杉山さんのコーラスの上手さを認識して、それがきっかけでSSKの活動を知ることになったのでした。
「All By Myself」は弦のバックならではの曲だし、「Desprado」は鉄板。
このコーナーの最初に演奏した「明日に架ける橋」が天野清継のギターをフィーチャーしたアレンジ。
せっかくならこのギターと杉山清貴のボーカルで「天国への階段」を聴きたかった。
まあ、コンサートの主旨に合わなくなる気もするけれど。

 

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2019年9月21日 (土)

横浜合同演奏会

ちょっとお久しぶりのSSK揃い踏み。
スタレビ演奏の「Summer Suspicion」に歓喜。これが聴きたかった。
やや懸念もあったスペシャルゲストのコーナーは盛り上がりました。
スタレビ演奏、杉山清貴のコーラスで「Say Yes」と「YAH! YAH! YAH!」を聴ける日が来ようとは。
なんだかとっても得した気分。
このお得感は、伊藤銀次のコンサートのゲストでアン・ルイスの「六本木心中」を聴いた時に似ている。
主目的ではないけど思いがけないサプライズに遭った時のうれしさ。

KANがちょっと控えめだった気がするけど、「ふたりの夏物語」のダンスはキレッキレだったし、ソロコーナーの「世界で一番好きな人」はいつも以上に心に浸みました。

スタレビの演奏は良かったし、パワフルドラマーとファンキーベースには惚れ直したけど、スタレビの選曲はちょっと微妙。
アコースティックの「木蘭の涙」を外して最近の曲って、要さんが歌いやすい曲をチョイスした感があり、攻めてるようで守っている、みたいな感じ。。
いつか「10月のパノラマ」を演奏したことがあったけど、攻めるなら昔の曲で攻めて欲しい。

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アコースティックライブ in 大手町

大手町よみうりホールのアコースティックソロライブに行ってきました。
昨年の暮れはオーケストラだったし、日本橋には行けなかったので高瀬順のピアノを聴くのは久しぶり。
「眠れぬ夜にI Miss You」を初めてライブで聴くことが出来てうれしい。
「雨粒にKissをして」と「My Sweet Lady」をピアノとギターでというのもチャレンジング。
それから「Stay The Night Forever」もうれしい選曲でした。
ライブ曲の事前録音CDを出す前のライブで聴いたきりだけど、最近の歌声の音源が欲しい。

MCは、弦楽四重奏との共演でピアノを弾く姿勢を直された話が面白かったです。

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2019年9月20日 (金)

文春の更生否定のこと

某芸人のデビュー前の前科を文春が記事にしたことについて。
個人レベルで過去の犯罪歴を偶然知って、嫌悪なり怒りなりを覚えるのは「ある程度は」仕方がないことだし、時には更生よりも処罰を望むような犯罪もある。
でも、出版社がそれを助長するような報道をするのはどうなんでしょう。
更生否定が社是なのか。
キレイゴトでも建前でも更生が認められる社会のほうが望ましく、それを真っ向から否定するという姿勢はなんだか薄ら怖い。
裁判所が下した判断に従って償いをしたことは尊重するべきでしょう。
マスメディアにジャッジする権利を認めたことはない。
文春は以前女子アスリートの非婚出産の是非のアンケートをして批判されたけど、今回も同様の傲慢さを感じる。
女子高生コンクリート殺人事件の実名報道は支持したけど、なんでもかんでも認めるわけじゃないですよ。


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2019年9月 9日 (月)

順序が違う

嫌韓の流れをなんとか止めたい人たち。
気持ちはわかるけど、やってることがズレている。

・慰安婦像設置をやめる、
・元徴用工問題を国内で解決しましょう、
・反日運動はやめる
・サンライズ意匠にいちいち文句言うのをやめる
等について、「韓国に向けて」呼びかけた上でなら、日本で理解を得られるかもしれないけど、
そういう動きもなしに、やみくもに嫌韓のみを否定されても如何ともしがたい。
慰安婦像設置とか反日運動を受け入れて仲良くしましょうって、無理でしょ。
「私は気にしません!」という奇特な人がいればそれは自由だけど、その奇特さを他人に求めたり一般化しようとしないでほしい。

↓これらの記事も。

「嫌韓」という病 改めて考えるメリットとデメリット

嫌韓の人はメリットとかデメリットを考えて嫌韓になったわけじゃないですが。
しかも、この記事は「メリットとデメリット」と銘打ちながらデメリットを説明できていない。

日韓関係は最悪、それでも日本の女子が親日の台湾ではなく「ソウル」に行く理由

今時ソウルに行くような子は、台湾が親日かどうか以前に、韓国が反日であることにも興味がないでしょ。
そういう国際情勢への無関心さについては日本人として忸怩たるものがあるし、ソウルと台湾の比較がそもそも意味不明。

韓国上げの人たちは、韓国を誉めるだけでなく、必ず何かとの比較(及びディスること)がセットで、しかも比較する対象が悉くおかしいことにも、いつもモヤモヤしています。

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