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2020年3月

2020年3月29日 (日)

だから今このふつうの日々を大切に生きる

私の周囲では休校要請が出た時点からテストとして時差通勤と在宅勤務が始まって、東京都の外出自粛要請で本格的にテレワーク稼働。
武漢ウィルスが働き方改革の後押しをする形になるという皮肉なことに。

移動自粛要請が出ている時に外出のみならず旅行している人は論外だけど、そういう人たちに業を煮やして緊急事態宣言を出せとか言っている人たちも短絡的。

今のところ外出自粛といってもジョギングとか散歩とか食事に行くくらいなら咎められることはない。
公共交通機関も動いているし。
でも、諸外国の外出禁止はジョギングや散歩のエリアすら制限されている。
要請と禁止の間には大きな違いがあって、だからこそ要請で食い止めたいわけです。

日本の場合、要請が命令に変わったとして、果たして行政が厳格に適用できるのか?という疑問もあるけど、困るのは自警団みたいなものが出来たりすること。
関東大震災の時みたいな。
イタリアみたいに市長自ら怒鳴っているくらいならいいけど、自警団が勝手な解釈でパトロールなどされたりすると、ものすごく窮屈な世の中になる。
大体行き過ぎた解釈をするから。

毎年、季節の変わり目は鼻とか咽喉の調子が悪くなって軽い風邪症状になるのだけど、今年はまだ風邪をひいていない。
自分の身体ながら、よほど武漢ウイルスと疑われることを避けたいのかと思うけど、こんな緊張感から早く解放されたい。

多くの人が自粛要請に従っているのは、一刻も早く平時に戻りたいからです。
この時期に旅行に行ったり、繁華街をうろうろしている人たちは、自分たちの行動のせいで平時に戻る時期が遅れるのだということを自覚してほしい。

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手洗いとうがいの習慣

日本に手洗いとうがいの習慣が定着した説を何で読んだのか確認した。
ダイヤモンドプリンセス号関連で見かけた名前がここに。
インタビューからそれぞれのスタンスや人柄がうかがえて興味深いです。

高山先生、インフルエンザについて教えてください
国の感染症対策についての話。
2009年の主として新型インフルエンザについての対談だけど、再読してみて今回の武漢肺炎にも当てはまることが多いと思う。

頭がすっきりする風邪の話
岩田教授の2018年のインタビュー。
この頃からマスク否定、のように見えて「感染させないのには有効」という。
手洗いやうがいについてのくだりもそうだけど、逆説と倒置法を多様するから言いたいことが伝わらないんですよ。

総合インデックス
https://www.1101.com/deardoctors/index.html



☆病院に行くまでもない、軽症の風邪の対処法
常備するもの
生姜・大根・ハチミツ・ドリンク剤・葛根湯・熱さまシート
アセトアミノフェンの風邪薬と解熱剤
・37.5℃くらいまではドリンク剤を飲んでとにかく寝る
・38℃以上の熱には熱さまシートと風邪薬か解熱剤
(WHOはイブプロフェンOKと言っているけど今のWHOは信用できないのでアセトアミノフェン)
・食事を作れない時は、とりあえずバナナジュース
(バナナは冷凍しておくとよい)
・咽喉が痛い時は大根はちみつ(生姜を加えてもよい)
・鼻水が止まらない時は鼻うがいと、鼻梁に小さく切った熱さまシートを貼る
(コロナは鼻水は出ないらしいので、この段階で普通の風邪)
・首のリンパ腺が腫れている時は湿布すると楽になる

受け売りと経験が半々。
今更かつ当たり前なことだけど、軽い風邪ならこれで大体改善します。
病院に行く前に2日くらいはこれで対処してみてほしい。
薬については自分の体質とも相談して。
仕事を休めない人が多いのだろうけど、そういうことも含めて変えていくことが求められているんだと思う。










 

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2020年3月28日 (土)

COVERS/RCサクセション

RCサクセションの「COVERS」がストリーミング配信開始とのこと。
改めて多くの人に聴かれる機会が増えるのはうれしい。
「明日なき世界」とか「風に吹かれて」とか、歌詞の内容が今の鬱屈した気分にぴったりだけど、それだけじゃない。
純粋に音楽的にカッコいいアルバムです。

COVERSじゃないですが、RCの「けむり」という曲があることないことメディアに書かれる悲哀を歌っていてとても秀逸。
「火があるならいざ知らず煙だけなら消せないさ」という歌詞に苦笑してしまった。

テレビ朝日の「SmaSTATION!!」が時々清志郎特集を組んでくれたけど、番組がなくなってしまって残念です。
「石橋貴明のたいむとんねる」が似た傾向だったけど、これも終わってしまうし。

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2020年3月14日 (土)

王妃マルゴ、完結

萩尾望都の王妃マルゴが完結しました。
ジャック少年の登場には「こう来るか!」と膝を打ちました。
歴史ものなので登場人物の結末はわかっているのだけど、ジャックは実在ではあるけれどフィクションの部分が多いので、行く末が気になってしまった。
ヒロインのマルゴは知性と教養はありながら徹底した恋愛脳で、7巻の右往左往ぶりはかなり愚かしい。でも、だからこそリアリティを感じたりもする。
兄王たちは情緒不安定だし、ギーズ公は政治ではなく宗教のために行動していて、登場人物の中でちゃんと政治をしていたのは母后カトリーヌ・メディシスとナヴァルだけ。
その母后にしても必死でバランスをとろうとしていたけど、何を目指していたのかはわからないまま。
「大きなことばかり言う小さな弟」アランソン公の存在が意外と大きくて、マルゴや母后には軽く扱われているけど軍事的才能があるし、彼の死が三アンリの戦いの火蓋を落とすことになる。
母后がマルゴに対して冷淡な理由は具体的に語られず、心理を掘り下げると面白そうだけど想像の余地を残しているのもまた良かったりする。

7巻と8巻を読む間に佐藤賢一の「ブルボン王朝」を読みました。
カペー朝、ヴァロア朝に比べて、ブルボン朝の王たちはあまりにポピュラーすぎて興味がなかったのだけど、王家となる前のブルボン家についてのくだりが面白かった。

今まで知ることのなかったマルゴの姉たちが出てきたのも興味深かった。
エリザヴェートはオペラの登場人物にもなっているし、みんな劇的。

ギーズ公の母アンナ・デステがルクレツィア・ボルジアの孫で、したがってギーズ公アンリは曾孫なのが塩野七生のルネサンスものを愛読した者としては格別な感慨があります。
アンリエットの夫のヌヴェール公はイザベラ・デステの孫だし、「ルネサンスの女たち」の後日譚として読んでも面白いです。

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楽観視しているけど慎重さは必要

SARS流行の時だったか、日本で重症化する人が少なかったのは、スペイン風邪の流行以来、日本人には手洗いやうがいの習慣が定着しているから、という説を見て強く納得したものでした。
だからというか今回の武漢ウイルスについてもわりと楽観的だったのだけど、日本の感染者数が2番目とか3番目くらいでクルーズ船の対応を海外で批判されていた時はさすがに心穏やかではなかった。
でも、ここへ来て、日本の打った手は大正解ではないまでも間違ってはいなかったと思うし、死者の数も少ないし、ついでにインフルエンザも例年より減少しているので、少しほっとしている。
この先もなんとか乗り切れるだろうと思うけど、できれば早めに自粛が終わってほしい。

通勤時間帯のオフィス街で小学生を連れていた主婦らしき人のグループを見かけたけど、こういう状況下の平日の通勤時間帯にそこにいる理由が思いつかない。
学校は休みだし、イベントは自粛だし。
人が多いところにわざわざ連れてきて遊ばせるのでは休校の意味がない。
ただし、近所の公園で子どもを遊ばせている時にそれを言われたら反論していい。
文科省が「公園に行くのを一律に制限していない」という見解を出したけど、それを待つまでもないこと。
武漢肺炎の感染防止における換気の重要性が言われだしたのは最近だけど、密集すれば話は別だけど、数人の子どもが公園で遊ぶことが悪いわけがないと思っていた。
なんだか注意するほうもされるほうも情報収集が甘いと思うんですよ。
きちんと知れば余計な注意などすることもないし、的外れな注意に不快な思いをすることもないのに。

小学生低学年以下の子どもは保護者がついていないと危ないし、いろいろ対応が難しいと思う。
でも、一人で留守番が出来る年齢の子どもとなると話は別。
本来なら授業中の時間帯に繁華街にいる中高生は補導してもいいと思う。
勉強をしないまでも、交通機関を使って不要不急の外出をしないことくらいは守ってほしい。

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楽しみたいから

毎年一月末あたりに旅行の計画を立てるのだけど、今年は当然保留中です。
昨年末まではフランスのストライキやデモのほうが心配で、状況が変わらないならイタリアに行こうかと思っていたら、イタリアがまさかの事態に。
ここへきてエジプトやフランスから帰国した人たちの武漢ウイルス感染が判明。
「なんでこの時期に旅行に行く?」と思う一方で世の中が自粛モードになると、尻馬に乗って娯楽そのものをバッシングする人も出てきたりするのもモヤッとする。
そういう旅行に価値を認めない人たちの意見はさておき、旅行が好きで楽しさがわかるからこそ、このタイミングで旅行を強行しても百害あって一利なし、楽しめないのにと思うのです。
ウイルス感染を免れたとしても、名所旧跡も美術館も閉鎖中だから観光の目的も果たせないし、町の人だってフレンドリーじゃないし。
今はさらにそれどころじゃない状況になっているけど。

旅行の計画を立てる時、スケジュールにはある程度の緩みを持たせつつ、現地の情報収集はきっちりしていく。
そうしないと見たいものが見られなかったりするから。
でも、目的の場所が具体的にあるわけではない、「旅行をすることが目的の旅行者」は情報収集をしないので非常に危なっかしい。
(そういえば、20年近く前になるけれど、政府とゲリラが戦闘中で道路封鎖されているイスラエルの教会に「地球の歩き方」を持った日本人カップルが現れてCNNクルーに保護された、ということがありました。)

スポーツクラブも発熱しても運動しようとするアクティブな人が心配なので、月初から行くのを自粛していたところ、クラブから3月一杯を休会にできるというお知らせが来たので手続きしてきた。
休会扱いにしてもらえると利用者としては助かるし、クラブ側も退会されるよりは得ということなんでしょう。
利用マナーとか注意については、聞いてほしい人の耳にほど届かないことが多い。
「大きな声の会話はご遠慮ください」という貼り紙があっても、該当者に限ってその自覚がないから静かにはならなかったりするし。
そういうわけで自衛が必要。

今が我慢のしどころと思いつつ、あまり長く自粛が続くのもストレスが溜まって健康に悪い。
経済活動も滞るし、活発化したウィルスを死滅させるほどの力はないにしても演劇や音楽で免疫力が上がるのは確か。
大阪のライブハウス以外ではライブやコンサートにおける感染が起きていないのですね。
だから安全とは言えないのが辛いけれど、会場の規模や感染防止の設備に厳しい基準(サーモグラフィの設置を義務付けるとか)を設けて、それをクリアしたら開催可能なようにできないものだろうか。
発熱していたり具合が悪そうな人を見つけた場合は問答無用で病院に送り、そのことを事前に告知しておく、というのはどうでしょう。

現時点の不要不急の旅行は論外だけど、スポーツクラブとかライブイベントで怖いのは自分勝手または無自覚な利用者・参加者。
「鏡は横にひびわれて」のバドコック夫人みたいな人。
性悪説による対処が必要だったりするけど、その手をなかなか打てないのが日本だったりもする。
性悪説といっても、それで予防が成功すれば悪人扱いしなくて済むのに。

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2020年3月 8日 (日)

かかりつけ

「医療機関を転々とした」というニュースのたびに思うのだけど、なぜ、そんなに病院を変えたがるのかわからない。
子どもの頃のかかりつけの医院は初回と二回目は聴診器と咽喉の状態、三回目で血沈、四回目でレントゲンというのがお決まりの手順だった。
(大体は二回までで治っていたけど。)
だから風邪の症状から風邪以外の病気を疑う場合、最低でも三回は受診するもんだと思っていた。
地元を離れていたりすると、かかりつけというわけにもいかなくなるけど、それでも初診でよほど印象が悪かったら別のところに行くけど、そうでなければそうたびたび医者を変えたりしない。同じところに行く。
いちいち説明するのも面倒くさいし、カルテが残っていたほうが楽だし。
帯状疱疹になった時、通常は発疹が出るまで抗ウィルス剤を出してくれないらしいけど、何度か口唇ヘルペスで受診していたおかげで発疹前に薬を出してもらえて大事に至らずに済みました。
副作用がないことがわかっているから出しやすかったんだと思う。
一回二回で病院を変えていたら医師との信頼関係もできませんよ。

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それを書く前に検索しよう

イタリア北部1500万人隔離、美術館など完全閉鎖という記事に関連して、ネットで日本も公的な美術館など閉鎖したらどうかと書いているのを見た(呆)。
国立の美術館・博物館は2月下旬から閉まってますが?
他にも、パチンコと競馬・競輪を規制しろとかいうのも見かけた。
パチンコはともかく、公営は先週から無観客レースで場外も発売していない。
何か意見を書きたくなるのはいいんだけど、何故その前に調べないのだろう。
ネットに意見を書き込むために使っているそのツールは検索もできるから。
調べない人たちが同じ議論を蒸し返したり、陰謀論を書き散らすのには辟易です。

某劇作家が3.11を引き合いに出して安倍政権を批判したのも見ました。
民主党政権の失策ってフクイチの事故の件だけじゃないのだが。
震災前から日本の経済をボディブローのように蝕んでいた。
民主党政権のままだったら、生活の逼迫で演劇のチケットを買うどころじゃない人が続出していたと思いますけどね。
公演の中止・延期が大変なのはわかるけど。

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2020年3月 2日 (月)

読書のススメ

休校、イベント自粛、美術館も遊園地も閉まっている間、子どもたちがやることないなら読書したらいいんじゃないかな。
こういう時なので、なんだったら伝染病とか感染症が出てくる本でもどうかなと思ったらカミュのペストが売れているらしい。
同じことを考える人はいるものですね。

ペストは休校の対象向けとは言い難いので、以下は小学校高学年から高校生に勧めたい小説リスト

---小学校高学年以上
鹿の王 上橋菜穂子 架空の伝染病
隔離された家(アンの友達) ルーシー・モンゴメリ 天然痘
没我の精神(アンをめぐる人々) ルーシー・モンゴメリ 天然痘

---高校生以上
細雪 谷崎潤一郎 猩紅熱と赤痢
デカメロン ボッカチオ ペストの流行から避難している人たちが語る設定
鏡は横にひび割れて アガサ・クリスティ 風疹

 

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2020年3月 1日 (日)

暗いニュースが日の出とともに街に降る前に

2週間の公立の高校・小中学校休校とイベント自粛要請。
これ、支持します。
実行するかどうかは自治体や団体の裁量で、それでいいと思う。

インフルエンザも子どもが学校で感染→親に感染というケースが多い。
休校にすることで子どもの集団感染を防ぐことができれば親への感染防止にもなる。
それに休校になれば少なくとも通学で電車を利用する高校生分は通勤電車の混雑が緩和される。
在宅勤務やテレワークが増えれば、さらに混雑は緩和されるし、諸事情で通勤せざるを得ない人たちのリスクも軽減できる。

休校要請を概ね支持している声のほうが多いのに、メディアが必死に異論を載せているのが不思議。
メディアや「識者」の人たちは学校の集団感染を経験したことがないのだろうか。
それから、感染拡大とは関係のない芸能人の娯楽をいちいちあげつらわなくてもいいから。
首相の会食もどうでもいいです。
国民は今食うに困っているわけじゃないし。
経済活動を止めたらその危険性はありますけどね。
だから入国制限には慎重だったし、企業ではなく学校への要請なんだろうに。

中国からの入国制限を厳格に実施していれば政府への批判はもっと少なくできたけど、それは気分的なもの。
感染防止にどれくらい実質的な効果があったかは疑問。
武漢の人たちは(なぜか)世界中に散らばっているし、乗り継ぎで入って来る人たちは止められない。
乗り継ぎ便までシャットアウトはできないでしょ。
江戸時代並みの鎖国でもしていれば防げたかもしれないけど、さすがに鎖国を支持する人はいないはず。
(事実上鎖国している国にも感染者が存在するという説もある)

安倍総理の会見が批判されているけど、もともとああいう会見は得手なほうではないから官房長官に任せても良かったと思う。
でも、会見しなければしないで責任逃れとか批判されるんだろうな。
某所のコメント欄には震災時の民主党政権を持ち上げる書き込みまであって、喉元過ぎればにも程がある。
アベガーの記憶力のなさは恐ろしい。
民主党政権は避難所への緊急支援物資の配布すら覚束なかったのですが。

消毒用アルコールとマスクが普通に入手できるようになれば気分的に少し余裕ができるんですけどね。
転売屋を徹底的に取り締まってほしい。

そういえば、1月中旬以降、職場のインフルエンザ感染報告が止んでいます。
新型コロナウイルスの影響による手洗い・うがいをきちんと実践するようになったことが功を奏したと思われる。

☆中央競馬が無観客レース。
競馬場は広いし、オープンエアなので、G1レース開催時のスタンド以外は濃厚接触になるほどに混むことはない。
スタンド内の飲食店もわりと客席間は余裕があるし。
危険があるとすれば対人窓口と券売機のタッチパネル。
マークカード(私はスマホ作成だけど)に不備がなければほとんど触ることはないけど。
でも、慎重を期すのは良いことだし、農林水産省の外郭団体としての姿勢を示すことも必要なので、寂しいけれど仕方がない。
馬券はインターネット投票で購入できるし。

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