エジソンズゲーム
4か月ぶりに映画館で映画鑑賞。
普段でも見たい映画がなければ何か月も映画館に行かないことはあるんだけど、こういう時期だけに社会復帰というかリハビリ気分。
館内が密閉空間なのが気がかりだったけど、映画鑑賞中は基本的に会話をしないのでその点は安心(ボヘミアン・ラプソディが今年じゃなくて良かった)。
前後左右の座席が空いているのもコロナ禍前よりも快適です。
飲食時以外はマスク着用必須だけど、2月に映画を見た時もマスクは外さなかったし、これはまあ仕方がない。
エジソンは児童向けの伝記しか読んでいなかったので直流・交流のシビアな戦いについては知らずに鑑賞。
エジソンは商売下手なのに欲深いエゴイストだけど、発明の瞬間の喜びもまた知っている人として描かれていて、そこが好き。
ベネディクト・カンバーバッチはまた「偏屈な天才」のバリエーションを増やしましたね。
ベネ様とトム・ホランド(助手インサル役)の共演はアベンジャーズで見ているけれど製作されたのはこの映画のほうが先だとか。
ワインスタインの件でお蔵入りしかけたという話もあって、無事にディレクターズカット版が公開されて良かったです。
聡明で勝ち気なウェスティングハウス夫人がチャーミングだった。
ただ、邦題についてはちょっと疑問。
理系の人じゃないと原題の「The Current War」は伝わりにくい気がするので「エジソン」を持ってくるのはわかるけど、「ゲーム」にしてしまったのは「イミテーションゲーム」の二番煎じっぽくなってしまうのでもったいない。
良い映画なので。
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