象牙の塔と桜を見る会
学術会議の任命拒否の件、関係者及び擁護派の人たちがヤブヘビをつつき続けているのはなんなのだろう。
任命拒否の理由をって、思想的に問題があるとか実績が伴わないとか、敢えて首相の口から聞きたいんですかね。
そうこうしているうちに6名の問題から学術会議そのものの存在意義の話になってきているけど。
直接関連があるわけではないけれど、学術会議の件で思い出すのが桜を見る会のこと。
学術会議への批判は主として思想的な偏りや活動内容に疑問からだけど、「公金で自分よりいい思いをするのが許せない」という嫉妬心も皆無ではない、と思う。
でもメディアも野党もそこを指摘して学術会議を擁護することはできない。
桜を見る会が大騒ぎをする対象でなかったことが露呈してしまうから。
人選の甘さや会計のルーズさはあったにせよ、首相の親睦会自体は否定すべきものではないし、参加費を払っても自国の首相に会いたいというは無邪気ではないですか。
政府を罵倒したわけでも他国に技術協力したわけでもない。
問題点を修正すれば済んだはずのこと。
それが大事になったのはメディアが妬みの感情を煽ったから。
学術会議の問題点はもっと根本的なことだし、その手は使えない。
例によって映画関係者が声明を出したけど、例によってなんか勘違いしている。
愛知トリエンナーレの時もそうだけど、税金を使っている以上フリーハンドにはしませんよというのが学問や表現の自由も侵害になるのか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fbe285022017a05ff807407157e6a6f8843d9a0
映画関係者が緊急声明 日本学術会議への人事介入問題で
いわゆる「リベラル」の人たちは自由を声高に叫ぶわりに既得権を守るには必死だし自分と信条が違う人たちの権利や自由には不寛容だよねといつも思う。
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