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2020年11月21日 (土)

ごり押しの行きつく先は

今のところキメハラをする人には出会っていないし、書店で売り切れている現場を見ているからブームであることを認めるに吝かではない。
なので私自身が興味があるかどうかはともかく、「鬼滅の刃」がブームとして扱われることに異論はありません。
それよりもテレビをボーっと見ている時に不意打ちのようにNiziU(でいいんだっけ?)の話題になるのが非常に不愉快。
これはもはやNiziUハラスメント(ニジハラ?)。
紅白の出場も決まったけど、こういう売り方が良いとは思わないな。


ところで近藤真彦が無期限活動自粛とのこと。
プライベートなゴシップ自体はどうでもいいけど、思った以上に反感を買っていたようで。
ジャニーズにも紅白にも特別な思い入れがあるわけではないけれど、2015年の紅白の大トリで出てきた時の違和感は今も忘れない。
大手事務所が「枠」を持っていることは昔からわかっていたし(そのため思いがけない人が思いがけないマイナーな曲を歌ったりしていた)、その枠の一つを振り分けるくらいはアリかなと思っていた。
スターであったことは確かだから。
でも、大トリというのは「大人の事情」への理解を超えた暴挙だった。
で、その翌年にSMAPの解散騒動が起こったわけです。
大体、1980年代の事務所立て直しの功労者というのなら「たのきんトリオ」であってマッチ単体ではなく、そもそも田原俊彦のほうが売れていたし、事務所への貢献度は第一線での活躍した期間の長さからもダントツでSMAPのはず。
高齢女性に可愛がられるのも一つの才能かもしれないし、事務所内だけで優遇される分には好きにすればいいと思っていたけど、紅白の大トリは贔屓の引き倒しもよいところだし、SMAPの長年の貢献がありながら「トップはマッチ」発言は経営者としてどうよと思う。
事務所内の扱いに対しても当のジャニーズファンからも強く不満を持たれていることを最近知りました。
今回も「また庇っているのか」と思ったけど、事務所もメディアも世間の反応を無視できなかったようですね。

プライベートなことでいちいち社会的制裁だなんだという動きになることは懸念を抱きつつ、これで歌番組その他で見ずに済むことには安堵していたりします。

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