人の崇めるものを足蹴にはせぬ
フランスが再びロックダウン。
イスラムとも不穏な関係。
フランスが早くコロナ面でも治安面でも安全な国になることを心から願います。
自分が行きたいからという自己的な理由ではあるけれど。
欧米は桁が違うけど、日本も感染者数が高止まりが続いていて、ちょっと心配ではある。
でも先日、情報番組で通行人の若い女性のバッグの中身をチェックしていたけど、結構な割合で除菌用のアルコールスプレーとかジェルと予備のマスクを持っていて安心しました。
飲食店も座席の間隔を元に戻すところがあったりするし、多人数の飲み会を目にすることが増えているので、危機感のなさに不安を感じていたのです。
除菌用アルコールを持っているから安心というほど単純なことではないけど、一応みんな危機意識は持っているんだなと思って。
閑話休題。
フランスの風刺画というと歴史の教科書に載っていたドレフュス事件などを思い出すけど、最近は強者でもない存在を貶めるものが少なくない。
笑いには多少の毒はあっていいし、表現の自由は守るべきだけれど、無制限じゃない。
そもそも笑えもしないし。
テロとは無関係の、市井のムスリムの感情を傷つけて何が風刺なのか。
宗教が違ってもお互いにこういう気持ちでいたら争いも避けられるだろうに。
「ひとの崇めるものを足蹴にはせぬ。心ばかりは奪われず、ただ会釈だけをしておく。かえってこの世で、わが心は自在を得るわい」(「箱根の坂」の願阿弥の言葉)
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