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2021年2月

2021年2月28日 (日)

「麒麟がくる」が終わった

過去の大河であまり描かれなかった(もしくは描かれていたけど残っていない)室町幕府と朝廷のエピソードが興味深かった。
足利義輝、正親町天皇、近衛前久、三条西実澄と、キャストも素晴らしかった。
そして忘れちゃいけない松永久秀も。

信長と光秀を見ていて、長谷川博己がケレアを演じた「カリギュラ」を思い出しました。
自らの手で帝位につけたカリギュラを自らの手で葬り去ったローマの近衛隊長。
舞台はケレアの設定が違うので、「ローマ人の物語」のケレアの印象なのですが。

物議を醸したオリジナルキャラクターは気にならなかった。
伊呂波大夫は今日の庶民の代弁者として見ていたし、東庵も駒も狂言回しとして機能していた。

唯一不満だったのは秀吉の設定及び描き方。
斎藤道三・明智光秀・織田信長については国盗り物語を踏襲している部分も多かったわけで、それなら秀吉も人誑しで、信長存命中は信長一筋に描いてほしかった。
秀吉の母は出てきたのに妻が出てこなかったのは、物語上の信長との関係に矛盾が生じるからだったのだろうか。


ちょっと面白かったのがこの記事↓

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f9ef5d9a3b5a9e95175f06044e1384a7b592c11?page=4
この手の感想というか考察って、往々にして奇を衒って深読みしすぎたり逆に浅かったりということが多いのだけど、珍しく腑に落ちる記事でした。

「麒麟がくる」の信長像で私が想起したのは「日出処の天子」の厩戸皇子でした。
母親との関係性からだけど。
といっても自分とは異質の存在として信長を忌み嫌った「麒麟がくる」の土田御前と(それとは知らず)自分の血を濃く受け継いだ厩戸を恐れる間人媛では違うけど。

母ではなく、父に愛されなかった子(信長、家康、高政)と父に愛された光秀という対比は面白い。
「麒麟がくる」の中で光秀が心から敬慕した人として描かれている将軍義輝とは、麒麟の話をした父を持つ者同士でもあったのですね。

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2021年2月15日 (月)

徒歩13分

首相公邸に入居しないことを問題視って、今度はこれですか。
難癖もいいところですね。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6385201

地震発生から20分後に官邸入りって身支度の時間を考えても十分早いと思うのだけど。
それにGoogle Mapによれば議員官舎から官邸までは徒歩で13分ですよ。

この質問をした野田元首相は旧民主の首相の中では一番まともだと思っていたのに尖閣諸島国有化して外交感覚の無さを露呈したのであった。
(東京都が購入していれば所有権は国内にあって、且つ国は知らん顔できたのに)
で、今回はこの質問ですか。

---
話は違うけど、先日の女性議員たちの白いスーツパフォーマンスも気持ち悪かった。
Me Tooの時の黒いドレスもそうだったけど「こういうのやりたかったんだー!」という感じで。
つくづく彼女たちは政治家ではなく活動家なのだなと思う。

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2021年2月 7日 (日)

伝説のコンサート

NHK総合で放送された山口百恵の伝説コンサートを30分遅れで視聴。
好きな曲はiTunesに入っているし、あまり気に留めていなかったけど、最初から見たかったー。
衣装とか演出には時代を感じるものの、パフォーマンスに全然古臭さを感じなかった。
それと歌のうまさにびっくり。
リアルタイムでは下手と思ったことはないけど「上手いっ」という印象ではなかったのだけど、声量あるし表現力が素晴らしい。
シャウトもカッコいいし。
中森明菜の「Blonde」を歌ったのを聴いてみたいです。
21歳には思えないくらい大人っぽいけれど、所作のところどころに若さがあったり。
ベストアルバムの中から数曲をMP3ダウンロードしていたけど、CDを買ってしまいました。

これだけのパフォーマンスが出来て、それもかなり自主性もあったというのに引退してスパっと辞めるのがまたすごい。
引退する人は多いから、辞め続けているのが、というべきか。
あ、復帰する人がダメと言いたいわけではないですよ。
才能ある人が表現の世界に戻ってくるのはウェルカムなのです。
そういう欲を持たなかった・捨て去った、ことにいろいろと思うことがあるわけで。
三浦友和もえらいな。

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不織布とウレタンとマウスガードと

ヨーロッパで医療用マスクの着用義務化というニュース、なにかもう「何していいかわからない」状態になっているとしか思えない。
日本はマスクの着用とセットで手指の洗浄・消毒、それから「マスクに触らない」等もアナウンスがあるけれど、欧米はどうなっているんだろうか。
そのあたりについては情報が入ってこないけど。
マスクの品質の厳格化よりも手指の洗浄と消毒の徹底のほうが効果があると思うのだけど。

一部で不織布マスクを推奨する人たちがいることは知っていたけど、不織布マスク警察(もしくはウレタンマスク警察)をメディアが取り上げたことによって、むしろ広まってしまった感がある。
不織布が布やウレタンよりも飛沫を通さないとして(吐出し量については不織布と布は2%程度の差だけど)、必要なのは「不織布が含まれている」ことであってマスク全体が不織布である必要はない。
「フィルターを入れるなどしましょう」でいいはずなのに、「不織布マスクを」という流れになっているのがちょっと気持ち悪い。
それなのに「」
それに素材の効果を比較するなら条件を揃えて実験して欲しい。

不織布と布とウレタンマスクよりも問題なのはテレビ番組で横行しているマウスガード。
マウスガードの防止効果は10%と極めて低い。
感染防止したいのなら、多少話が聞き取りづらくてもきちんとマスクをするか、いっそソーシャルディスタンスをとって何もなしのほうがよほど良い。
街でマウスガードを付けた小学生くらいの女の子を見かけたけど、一緒にいた親は普通にマスクを着けていたからマウスガードは子どもの要望と思われる。
「テレビで着けているから私もあれがいい」みたいなことだったらテレビの罪は重いと思う。
ウレタンマスクを問題視している場合じゃない。

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2021年2月 6日 (土)

その写真、どうやって撮ったのか

首相の長男に関する記事が出ているけど、こういうスクープが出るたびに疑問に思うのは、「その写真をどうやって撮ったのか?」ということ。
記者はお店にどうやって入店したのか、ちゃんと飲食したのか。
客がよその部屋やテーブルをうかがって写真を撮っていたらめちゃめちゃ怪しいですが。
警察の捜査ならともかく、店が「取材」に協力したのだとしたら信用問題だし。

「報道の自由」の名のもとに隠し撮りが容認されているとしたらとても怖い。
「コロナ禍のさなかに」(といっても緊急事態宣言の前だけど)会食するのが悪いというなら記者たちも同じところにいるわけです。

この記事を最初に見た時「バン活動をしていた長男が 」になっていた。
バント活動って何?と思ったけど、今は「バンド活動を」に直っている。
文春には一応校正する人はいるみたいだけど、掲載する前にチェックしないのだろうか。

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パラレルワールド

某俳優が与党批判・政権交代を主とする政治的ツイートを続けていて、昨年5月の公務員法改正反対でわらわらと沸いた「いわゆる芸能人の政治的発言」と違って継続性はあるから「上から降りてきた」のではなく自発的にポリシーがあってのツイートなのだとは思う。
ポリシーがあっても内容的には一切賛同できないし、いろいろ腑に落ちない点は多々あるけれど。
2010年前後に既に成人していた人が、今の野党の体たらくを見て政権交代を唱える気になれるのが非常に不思議。
民主党政権に数々の失政の中で、東日本大震災対応の不手際は一万歩譲って「不慮の災害だから」と思うとしても、基地問題の混乱・円高放置による不況・尖閣問題は回避しえたはずだけど、そうしようともしなかった。
で、第二次安倍政権の初めの何年かは民主党政権がこじらせた中国対応に結構な労力を割かれていたのだけど、そういうのは見えていないらしい。
なんか、もう、パラレルワールドにいるとしか思えない。

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