AXNミステリー(最近のお気に入り)
新作の中のお気に入りドラマ
アート・オブ・クライム 美術犯罪捜査班
美術音痴と変わり者の美術史家が事件を解決する話
美術に関する蘊蓄が楽しい。
アストリッドとラファエル 文書係の事件録
自閉症で極度に論理的で几帳面な文書係アストリッドとアクティブな刑事ラファエルが主人公。
アストリッドの描写と演技がとても素晴らしい。
立ち方・姿勢・歩き方・ちょっとした仕草に至るまで緻密な演技。
ラファエルとの交流で少しずつ変わるんだけど、日本のドラマだとそういう場合、現実に在りえないくらいに変化させてしまうけど、そこのあたりが抑制が効いていているところも好き。
紳士探偵L 魔都・上海の事件簿
1930年代の上海が舞台の本格ミステリー。
上海版シャーロックという趣で、音楽はかなりシャーロックを意識している。
衣装も豪華なセットも好みです。
紳士探偵と若い女性刑事のキャラクターが良いし、好みのタイプの美男美女でルックスも目の保養。
L役は玉木宏似で、玉木宏よりも好み。
韓流俳優もKポップはビジュアルも全く好みじゃない(むしろ嫌い)けど、中国人俳優は時々好みの人がいる。
香港のレオン・カーフェイは結構夢中になって、映画祭のゲストで来日した時は観に行ったくらいだったし。
フランスのミステリーは女性主人公にイマジナリーフレンドがいる設定が多い気がする。
アート・オブ・クライムは男性刑事にもいましたが。
アガサ・クリスティ特集の中で韓流ドラマの「復讐の女神」のCMが流れていたけど、全然「復讐の女神」じゃないのだが。
まあ、本家の英国でもこのところトンデモな展開のクリスティドラマを制作しているけど、外国翻案ものは登場人物の名前も変わるから、設定を変えてしまった場合はタイトルを使うのは不適切だと思う。
その点、三谷幸喜の「死との約束」は、今度も原作に忠実だった。
面白さでいえば前作の「黒井戸殺し」のほうが面白かったけど、「死との約束」は原作読了後のモヤモヤ感まで一緒。
そういえばデヴィッド・スーシェ版「死との約束」は「変えすぎて原作が思い出せない」系のドラマでした。
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