狼が来たぞ、な緊急事態宣言
「狼が来たぞ」みたいになってきた緊急事態宣言。
一番腹立たしいのは、酒類提供禁止によって飲食店に多大な犠牲を強いながら結果がまったく出ていないことです。
前回の宣言時も思ったほど減らなかったし、今報告されている感染者の大部分は前回の緊急事態宣言中に感染したと思われる人たち。
つまり、酒類提供を緩和する前の感染。
要請を無視してお酒を出していた店で感染したかもしれないけど、緩和されてから提供再開した店は関係ない。
犠牲だけ多くて効果がない対策を何回やるんだって話です。
分科会は相変わらずデータを示さないし。
ただ、政府や東京都の対策を逐一五輪と結びつけて考えるのは違うかなと思う。
五輪と関係なく酒類提供禁止は効果のない対策で、だから腹立たしい。
海外の例をとれば、日本で五輪を開催するのは別に無理でもなんでもない。
英国なんて一日の感染者が1万人以上だけどウインブルドンを開催中で、入場者数を増やすらしい。
でも、政府も都も何故か海外の例を持ち出さないんですね。
「さざ波発言」をした元参与は辞めてしまって、政府の中にゼロコロナ信仰というか、感染者数で一喜一憂する声があるのが非常に迷惑。
「効果があるかどうか」ではなく、「辛いことに耐えれば何か成果が得られる」という思い込みで対策を考えているようにさえ思える。
なんていうか、昭和の体育会系のうさぎ跳びみたいな。
辛いだけで効果がない対策をするくらいなら放置でいいですよ。
「感染者数は増えているけど、重症者と死者が少ないから五輪やります」で全然構わない。
個人レベルの感染対策は続けるけども。
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