風街オデッセイ2021 第二日
ものすごく久しぶりの日本武道館での松本隆作詞家50周年記念・風街オデッセイ2021(第二日)。
最初から最後まで、それはもう口角上がりっぱなしの多幸感にあふれる時間を過ごすことが出来ました。
セットリストの7割くらいはCDで持っている。
オリジナルに忠実な演奏が多くてそこも良かった。
アレンジはアレンジで良かったんですが。
ライブを通じて歌詞の言葉にモゾモゾを感じないことにこんなに落ち着きと幸福を感じられるなんて。
一曲目が杉真理・伊藤銀次・鈴木茂による「A面で恋をして」。
伊藤銀次は今回のお目当ての一人ですが、売野雅勇・康珍化・銀色夏生を早い時期に起用した人だし、松本隆との共作が思い浮かばなかった。
それが、こういう形で登場してくれるとは。
佐野元春のパートを伊藤銀次が、大瀧詠一を鈴木茂が担当。
「夜明けまでドライブルルルルル」を伊藤銀次が忠実に再現してくれて、マスクの下は満面の笑み。
これまたお目当ての一人だった堀込泰行の「てぃーんずぶるーす」と堀込泰行参加ユニットの「真冬物語」を聴けたのがとてもうれしい。
「てぃーんずぶるーす」の次が藤井隆の「代官山エレジー」で作曲が堀込高樹とさりげなくキリンジつながりでした。
圧巻だったのが吉田美奈子の「瑠璃色の地球」。歌詞とメロディが心に直接届く感覚。
「ガラスの林檎」はまた違う意味で圧巻だった。
WOWOWで見るのも楽しみ。
終演後に流れていた南佳孝の「冒険王」、CDを買ってしまいました。
リアルタイムでは、それまでのシティポップのイメージとのギャップがあって手を出せずにいたのだけど、今聴くとしみじみと良いアルバム。
前日の終演後に流れていたのが大滝詠一のスピーチバルーンだったそうで、「A LONG VACATION」も「冒険王」もほぼ全曲松本隆作詞のアルバムだけど、対になる作品という位置付けなのだろうか、なんて思ったりした。
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