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2022年2月12日 (土)

ドライブ・マイ・カー、米アカデミー賞ノミネート

映画「ドライブ・マイ・カー」の海外の映画賞受賞やノミネートが続いている。
米アカデミー賞は作品賞・監督賞・脚色賞・国際長編映画賞のノミネート。
快挙です。

良い映画だし好きだから栄誉を受けるのはうれしいけど、この受賞ラッシュには戸惑いもある。
そんなにも彼らの琴線に触れたのはどこなんだろうと。
万国共通でこういう感覚は共有できるだろうと思うこともあるけど、そういうタイプの映画とは思わなかったので。
それを言うと村上春樹が世界で読まれていることにも言えることかもしれないけれど。

この映画は吹き替えにしたら多言語による舞台演出のくだりの良さが失われるから字幕鑑賞必須。
アメリカは相当なインテリでも字幕で映画を見る習慣がないと聞いていたのだけど、この評価の高さということは、字幕鑑賞する人が増えたんだろうか。
・・・と思っていたら、納得できる記事が。
『ドライブ・マイ・カー』に惚れ込むアメリカの映画界


村上春樹関連のニュースのコメント欄には、必ずといっていいほど「自分が村上春樹を読まなかった理由」を語りだす人が出現する。
映画賞受賞のニュースのコメント欄にもいた。
そういうことを語りたくなる存在なんだと勝手に納得しつつ、でも不思議。

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