ファンの寛容さが仇になる例
こういうことがあると「なぜ本人に直接言わない」という人が出てくるけれど、本人だけでなく容認してきたスタッフとファンに苦言を呈すのは問題提起としていいと思う。
https://news.yahoo.co.jp/articles/00f1e2dcbc2ac064c60065b463ac39f088cdfd72
超大物ミュージシャンの泥酔ライブに「裸の王様」とトライセラ和田唱が痛烈批判
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c985db985cdb14f706e599a833021d1bc0cd045
トライセラ和田唱に〝裸の王様〟批判された奥田民生 20年来ファンの言い分
ライブ中のアーティストの飲酒の是非については、シチュエーションに依るし、内輪で、雰囲気の緩さを楽しみたいライブなら「飲みすぎない」という条件付きでアリだと思う。
ファンの集いとか。
ただ、ファンの集いに参加する人は相当にお金を落としているお客さんでもあるので、お金を出して敢えて緩いライブに参加する、というのは物好きと言えば物好き。
個人的には構成その他が緩めのライブは行ったことがあるけど、出演者が飲酒というのはまだ経験がないですが。
「飲んでたんじゃないか」という疑惑を感じたことはあったけど、演奏に支障はなかった。
飲酒擁護の中に「フレディもビールを置いてた」っていうのを見たけど、外国人と日本人はアルコールの分解酵素の量が違うし、欧州で飲むと気候のせいかビールやワイン程度なら意外と酔わないんですよ。(アメリカの気候は知らない)
今回は「泥酔状態だった」というので、状況がかなり違う。
ファンの姿勢として、好きなアーティストが毎回常に最高のパフォーマンスが出来るわけではなく、ある程度の寛容さも必要なんだけど、その寛容さの線引きもまた必要だと思う。
全肯定するのが良いファンだと思っている人と、そのアーティストが好きだからこそクオリティを求めたくて批判するファンの溝は広くて深い。
お酒が原因ではないけど、好きなバンドのライブに失望して、その後10年以上遠ざかった。
体調不良でほとんど声が出ていなかったのにライブを決行してしまったことに愕然として。
遠ざかっている間もテレビ放映等で時々見たけど、声の劣化は相当期間続いていた。
今は声量は戻ったけど、歌い方は戻っていないので、コラボは行くけど単独ライブには行ってない。
声が劣化すると歌い方も変わるんですよね。変なフェイクが増えるし。
「ライブは中止しない」ということに妙な矜持があって、ファンもそれに付き合ってしまって不調が長引いた感じ。
もっと早く危機感を覚えていたら、もっと早く回復したのにと思う。
ボーカリストは身体が資本なので声量等に支障が出る行為は厳に慎んでもらいたいと思うのです。
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