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2022年12月 4日 (日)

赤毛のアンと秋山兄弟

初等教育の重要性は認識しているので、小中学校の教員は大学の教育学部出身という現在の日本のシステムには納得している。
それは前提として、L.M.モンゴメリーのアン・ブックスで描かれる教育システムにも昔から魅力を感じている。
小学校→クイーン学院で教員免許を取得→小学校で教鞭を取り学資を稼ぐ→大学進学、というシステム。
「坂の上の雲」にも秋山好古が教育を受けたいと切望し「学費のかからない学校」として師範学校に行き教師になる経緯が描かれているので、明治・大正期の日本も似たようなシステムだったみたいだけど。
秋山好古はその後「無料で勉強ができる」という理由で陸軍士官学校に行き軍人になるくわけだけど、陸軍退役後は校長先生となり、生涯を通じて学校教育に重きを置いていた人でもあった。

もうちょっと融通性があってもいいけど、今の義務教育の仕組みは先人たちの試行錯誤があってのことなんだなと思う。


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