カテゴリー「フィギュアスケート」の113件の記事

2018年4月 1日 (日)

世界フィギュアスケート選手権2018

世界フィギュア、五輪代表選出で涙を呑んだ樋口新葉が銀。
フリーの「スカイフォール」はカッコよくて哀愁もあって、本当に好きなプログラムなので、それを大舞台で完璧に滑って結果もついてくる、というのは言うことなし。

SP終了後は、宇野の足の負傷から3枠確保が危ぶまれた男子も、終わってみれば枠も確保で宇野が銀で友野5位入賞。
友野の演技には本当に引き込まれて、田中刑事もそうだったけど、突然魅せる演技ができるようになるのが面白い。
ボーヤンのらしからぬミスには驚いたけど、故障でもしたんだろうか。
優勝したネイサン・チェンは怒涛の四回転成功。
スポーツとしては凄いことなんだけど、途中から「プログラムを表現する」というのがどこかに行ってしまったのがちょっと残念だった。
記録に残るけど記憶に残らないみたいな。
印象的なプログラムなだけにちょっと残念でもある。

ザギトワのミスについては、今までミスなく滑れていたのが不思議なくらいの難プログラムだったわけで、想定できないことではなかった。
SPの時からやや不安げで、振付をいちいち思い出しながら滑っているようにように見えたのだけど、五輪の後は多忙だったろうから思い通りの練習ができなかったのかな。

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戻ってくるために離れることが必要

すこし前になりますが、日曜日の未来モンスターと情熱大陸の内容がフィギュアスケート関連で、これがどちらも面白かった。

「情熱大陸」の濱田美栄コーチの「努力は必ず報われるけど、正しい努力でないと報われない」とか「最初から自己主張する子は伸びない」というのは頷ける言葉。
ずっと自分に従えではないのですね。でも、最初は素直に聞けよと。

本田真凜の遠征先に帯同した濱田コーチがなにかと宮原知子の話題を出していて、本田真凜が複雑そうな表情をしていて、他の選手の話題ばかりで面白くない気持ちもわからないではないけど、選手のほうも今一つコーチに心を開いていないように見えて、ちょっとどっちもどっちな印象。
宇野と樋口コーチのような二人三脚でも、羽生とオーサーのように自分の意見を言い合う関係でもない。
宮原は無口ながらも、コーチに対して打ち解けている感じが見えたけど、本田真凜とコーチには距離が感じられた。

その本田真凜は今季から米国拠点にするとのこと。
彼女の場合これといった大きな欠点があるわけではなく、芸術家肌という濱田コーチの評には反して、彼女に欠けているのは芸術的なこだわりだと思う。
ストーリーを知らないで(知ろうとしないで)ロミオとジュリエットを演じようとするのは芸術家でもなんでもない。
で、それって、演技を深めるために「SAYURI」の原書を読む宮原とか、台本や脚本を読んで演出家の指示を汲んで演技することを求められる妹から学べることだったりする。

宮原は「こつこつ努力する」というイメージで語られるけど、宮原のほうがずっと「芸術家」だと思う。
町田樹の求道心に通じるというか。
大体、芸術家には根気も必要で、気まぐれだったり気分やばかりだったら作品を完成できないし。
それと、練習量が多いこと自体ではなく、課題を見出せることが宮原の凄さだと思う。

でもまあ、外国へ行くというのは心に期するところがあるのだろうし、離れたところからみることで身近にいた人の優れた点を認識できるようになるかもしれない。


そして「未来モンスター」。
住吉りをんは荒川静香のショーで見たことのある選手。
上品で華やかなくるみ割り人形が好印象だった。
怪我で調子を崩しているみたいだけど、乗り切って欲しい。
メモ帳に自己分析を書いていて、同じコーチ門下の樋口新葉もツイッターとか言葉で自分を鼓舞するタイプだけど、そういう指導方針なのかな。
中高生くらいの子たちに自分の気持ちや状況を言語化する習慣をつけさせるのは教育的見地からもとても良いことだと思う。
ただ、試合前のメンタル強化には特効薬とはいえないかもしれないけど。

坂本花織のコーチが演技前の坂本を笑わることで緊張をほぐしていて、良い方法だと思う。
五輪団体戦は笑うところまで気持ちがほぐれなかったから、常にうまくいくわけではないけれど。

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理不尽な採点、ありました

「さわこの朝」に出演した某元選手が「理不尽だと思う採点はありました?」と聞かれて「ありました」と答えたとのことだけど、確かにありましたね。
2016年のグランプリシリーズ中国杯 -- 本郷理華
2013年のグランプリファイナル -- リプニツカヤ
2014年の世界選手権 -- リプニツカヤ
2012年のNHK杯 -- 鈴木明子
が優勝だったと今でも思っている。

番組は見ていないけど、阿川佐和子は下世話な本音を聞きだすことが売りなので、質問についてはさもありなん。
本音を知るのが面白い時もあるし、下世話が悪いわけじゃないけど、時と場合によりけりだし、スポーツの醍醐味には興味がなさそうなので、アスリートへのインタビューは向いていない。
(ジャンクスポーツはなんだかんだいってMCの浜田雅功にスポーツへのリスペクトがあるから面白いんだと思う。)
思い起こせば2007年の世界選手権の後にMCをしていた番組に優勝・準優勝の安藤美姫・浅田真央が出演した際の質問もキム・ヨナへのライバル意識を煽ろうとするものばかりで、そのために阿川佐和子を少し嫌いになったほど。
試合翌日の、それもレセプション出席中の選手を引っ張り出して聞くことじゃないなと思ったんである。
ちなみにその時は安藤美姫がうまくかわして、それ以外の普通の質問にも言葉が出てこない後輩をなにくれとなくフォローして代わりに答えてあげていた。
これに限らず一緒にメディアに出る時は、安藤美姫がなにくれとなくフォローしていて、姉なんかよりずっと親身だったと思う。

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2018年3月 4日 (日)

変えるのはルールではなく運用

案の定というか、後半のジャンプの本数を制限するルール改正案が出ているとのこと。
ザギトワのSPもFSもプログラムとしては好きではないし、動作から動作への移行がスムーズじゃないのに演技構成点が高いことには不服です。
でも、今後、後半ジャンプ固めうちが本当に合ったプログラム、そしてそれを前半を間延びと感じさせずに演技できる選手が出てくる可能性はないとはいえず、技術点のルールで制限するのは望ましくない。
前にも書いたとおりプログラム構成から点をがっつり引いて、選手の動作を厳正に採点するようにすれば、おいそれと後半固め打ちプログラムを滑ろうとは思わなくなるでしょ。
なぜ演技構成点の問題を技術点のルール変更で対処するんだろうか。
ジャッジにプログラムや選手の挙措の良し悪しや判断する知識や教養がないのなら、外部の専門家を入れればいい。
選手たちはバレエの専門家に習ったりして努力を重ねているんだから。

「ドンキホーテだから、後半ジャンプ固め打ちの構成で合っている」という意見を見たけど、バレエのドンキホーテはむしろ見せ場がずっと続く演目だから、前半のジャンプゼロに違和感があるのです。

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ちょっと五輪ロス

始まる前は開催も危ぶまれたけど、終わってみれば日本の選手は大健闘。
強風に悩まされたジャンプ勢は気の毒だったけど、メダルを獲って欲しい競技、獲って欲しい選手がおおむね獲れたのが良かった。
(トリノ五輪のどんよりした空気は忘れない)
特にスケートはフィギュアもスピードも頑張った。
なにげにスケートのメダル獲得の瞬間はすべてリアルタイムで見られたのが嬉しい、そして誇らしい。

羽生のフリーが始まる前はあまりに緊張したので、いっそ見ないで結果だけ確認しようかとも思ったけど、SPの出遅れを高難度を成功させて優勝した昨季世界選手権の精神力を思い出して堪えて視聴。
リアルタイムで見た時は演技を楽しむどころではなかったけど、結果が出てから録画を見直したらステップや表情や所作も素晴らしかった。
ソチのフリーは衣装がちょっと好みでなかったけど、今回はSP・FSともに音楽も衣装も好きなので、このプログラムで連覇達成はとてもうれしい。
永久保存版の演技をありがとう。

SPのバラード一番の演奏がツィメルマンであることを確認できたのも五輪報道のおかげ。
前に使用したシーズンから気になっていたんですよ。
ツィメルマンに聴こえるけど、自分の音源を編集とかツィメルマンは怒りそうだし、とか。
羽生の演技とツィメルマンの奥深い音色は絶妙にマッチしているし、つなぎ方に違和感がないので大目にみてくれそうな気がする。

宇野銀、フェルナンデス銅、女子も健闘、ネイサン・チェンの怒涛の四回転成功、長洲未来の団体での3アクセル成功と見所の盛りだくさんの大会だった。
大舞台でリカバリーしたザギトワのメンタルには敬服。
エキシビションの虎衣装、プログラムとしてはともかく、金メダリストだけ集まった時は絵柄として微妙。何か羽織ればよかったのに。
メドヴェージェワのアンナ・カレーニナの衣装、色合い・デザインと全部好み。スナイパーもカッコよかった。


スピードスケートでは、小平奈緒が500メートルが終わる前と後で全然表情や口調が違っていて、メダリストインタビューでは穏やかで柔和な物腰。
全競技が終わるまでは、冷静ではあっても戦闘モードだったんだな。

女子マススケートの表彰式で、居心地悪そうに銀メダルの位置に立っているキム・ボルムに高木菜那が小さく手招きして写真撮影に入ったのだけど、キム・ボルムはちょっとほっとしたように見えた。


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2018年2月23日 (金)

演技構成点と表現

​フィギュア団体の時のアシュリー・ワグナーのザギトワの演技構成批判は「よく言ってくれた」と思った。
確かにワグナーは回転不足に悩んできた選手だし、後半ジャンプ固め打ちは物理的に不可能だろうとは思う。
ワグナーの発言を「嫉妬」と言う声もあったけど、そういう批判は覚悟の上で、それでも声を上げてくれた。
これはフィギュアスケートに対する美意識の問題。
「もし」の話をすれば、ワグナーは実施可能であったとしても、ザギトワの演技構成は選択しないと思う。

ザギトワには何かと批判的な私ですが、技術点、そして演技構成点のうちのSkating SkillsとTransitionの項目が高いのは異論がないのです。
後半に跳べるジャンプの回数を制限するような技術点のルール変更は望まない。
全ジャンプを後半に跳ぶ技術と体力があるのはすごいことだし、やりたい選手はやればいいと思う。
その代わりプログラムとしてつまらなくなっている点と、選手のスケート技術以外の要素を採点にしっかり反映しろと。

スケーティング技術とつなぎについては高いといってもコストナーよりは低い評価なのでそこは妥当。
納得がいかないのは、PerformanceとCompositionとInterpritation of the Musicの三項目です。
SPは短いからまだいいとして、後半ジャンプ詰め込みもタケノコジャンプの多用もFSの「ドン・キホーテ」の曲調にあわなくて、9点台の構成をもらえるプログラムじゃないと思う。
パフォーマンスと曲の解釈は、いわゆる一般的な意味での表現力なわけですが、これがオズモンドと宮原がザキトワの下なのも受け入れがたい。
坂本だって曲の解釈はザギトワよりも上ですよ。
SPではPCSの合計がメドベデワと1点差になっていたけど、これもおかしい。
もしも羽生とボーヤンのPCSが1点差だったら批判が出るだろうに。
というか、既にフェルナンデスよりもボーヤンに高得点を付けたジャッジがいたことで物議を醸しているけど、ザギトワの点数が認められるならボーヤンの件もノープロブレムということになりはしないか。
こと「表現力」に関しては、振付の意味を理解して表現しているボーヤンのほうがザギトワよりも高いですよ。
「技術点が高いのが正義」という考え方もあるかもしれないけど、それじゃ演技構成点の意味がない。
あの前傾姿勢とガサツな所作で9点出るのなら、指の先まで美しく見せようとしている他の選手たちの努力はなんなのって思う。
前から思っていることだけど、PCSを調整点にするのはやめて、個々の項目を厳正に採点すべきです。
男子は、自国贔屓採点があったとはいえ、概ね技術点も演技構成点も納得がいく評価がされているのだから、女子も同様であって欲しい。

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2018年1月14日 (日)

音楽と物語と

カバー曲好きとしては、一つの曲をいろんな人の声・解釈で聴くのが楽しみなのだけど、同様にスケートも同じ曲・同じ振付で違う人が滑ったらどうなるのか興味がある。
アイスショー(フレンズ・オン・アイスだっけ?)のスワンコラボは楽しかった。
でも、昨年末のメダリスト・オン・アイスのようにシーズン真っ只中にジュニアの選手が現役の五輪代表のプログラムを滑るというのは時期尚早。
ジュニアの選手たちだって自分たちの試合を控えているのだし、自分のプログラムがあるのだし。
現役引退後か年数が経過した後にやってくれたほうがいい。

全日本フィギュアの女子のフリーで、ニーノ・ロータのロミオとジュリエットのサントラを使っている選手がいて、好きな曲だし構成が良かったので、ちょっと応援モードで見てしまった。
ロミオとジュリエットといってもいろいろあるけど、やはり1968年の映画が一番好きで、音楽も「What is a youth」だけでなく全部好き。

紀平梨花の使用曲もニーノ・ロータで、演技前に表示が出たプログラムの説明が「ピュアで少しおかしな道化師の女の子のストーリー」となっていて、「道」の、特にジェルソミーナの説明にしてはほんわかし過ぎている感はなきにしもあらずだけど、少なくともストーリーとヒロインの特徴を理解して演技していることがわかった。
大道芸を表現している振付もていねいに表現しているし。

それから、宮原知子の衣装がいつものことながら素敵。
ピンクの濃淡が絶妙な「SAYURI」はよく似合っているし、「蝶々夫人」は和の要素の取り入れ方がとても良い。
女子の衣装に着物の要素を入れると必ずといっていいほど「くノ一」になるから好きじゃないのだけど、胸元のあわせや髪型にさりげなく和の要素を入れながら、着物着物したデザインにしなかったところが好き。
全日本フィギュアは、宮原のフリーの演技が終わった直後の濱田コーチの涙にうるっときてしまった。

樋口新葉のフリー「スカイフォール」は今季の女子のプログラムで一番のお気に入りだけど、坂本花織がグランプリシリーズ・アメリカ杯のエキシビションで滑った007もスポーティでなかなか良かった。
アメリカ杯のエキシビションではポリーナ・ツルスツカヤの「華麗なるギャッツビー」も強く印象に残ったのだけど、小説の最後の一節“Gatsby believed in the green light..”の語りに合わせて緑色のランプを持って出てくる演出が作品へのリスペクトが感じられて良かったです。

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2017年12月26日 (火)

全日本フィギュア2017

全日本フィギュア終了。
ライブで放送したフジテレビはGJ。
TESカウンターはスピンとステップのレベルが表示される仕様になっていたし。
やればできるじゃないか。
エキシビションの余計な演出は要らないけど。

難航した女子シングルの二人の代表選出、樋口新葉が選ばれなかったのは残念だけど結果に納得はしています。
ただ、坂本の選出の理由にのびしろを挙げている記事には異議を唱えたい。
それじゃまるで樋口にのびしろがないみたいだし、坂本の課題である表現とスケーティングは一ヶ月ちょっとで飛躍的にのびる要素じゃないですよ。
とはいえ、勢いは確かにあるし、大舞台で結果を出す強心臓と豪快なジャンプは好きです。

樋口のスカイフォールは好きなプログラムなので、世界選手権で見られるのが楽しみ。

サウナで全日本フィギュアのニュースを見ていて、宮原知子の演技が流れた時に、おばさんが「この子はジャンプが低いのよ」と言って、その直後に流れた坂本のジャンプには無反応。
坂本のジャンプと飛距離と豪快さには感想が出てこないあたり、ジャンプの低さもわかって言っているんじゃなくて誰かの受け売りみたいに思えた。

そして本田真凜の報道と、それに対する一部ネットの反応を見てまたかという感じ。
「持ち上げて落とす」のはマスゴミの常道だけど本当にいい加減にしろと思う。
トリノ五輪の時からまったく成長していない。
継続的にフィギュアスケートを見てきた人はグランプリシリーズが終わった段階で彼女を五輪代表候補とは思っていないのに、それをわざわざ持ち上げて煽って最後に落とす。
大手芸能事務所に入ったからもっと守られるのかと思ったら、ぜんぜん違った。

マスゴミに対する怒りはそれとして、本田真凜については試合後のコメントがふわふわしていて具体性がなかったことが気になった。
他の選手の試合後のコメントは採点表に基づいた具体的な内容がほとんどだったし、210点というラインを意識していることがうかがえるけど、あれだけ報道量が多かったのに、本田真凜からは具体的な目標とか演技の反省点は聞かれなかった。

見る側としては、本番の演技で常に得点を意識した「滑るTESカウンター」みたいなプログラムや演技が見たいわけじゃないけど、練習の目標として点数を出せるかどうかを考えるのは有効かつ重要。
今の採点システムは技術点に関してはかなり厳密に数値化及び可視化されてきて、自分の得点をある程度は予測できるようになっているわけだし。
本田真凜の練習嫌いというのは数値を目標に練習するということがピンときてないことも一因じゃないかという気がする。
他の選手たちがジャンプやスピンの確実性だけでなく加点を増やすべく練習したり、表現を磨いたりと切磋琢磨している中でこれでは差が開くのも当然。
年齢的にはまだまだ若いし、才能はあるのだし、彼女ならではの魅力もあるし、「自分なりの解釈」を一切やめてコーチについていく覚悟があれば復活は可能・・・って、どこかの誰かの時も言ったな。

スポーツナビの安藤美姫の解説が、的確かつ優しさがあって良かったです。
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201712240001-spnavi

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2017年10月29日 (日)

マイナスポジティブシンキング

フィギュアスケートのシーズンが始まって、旅行から帰ってロシア杯から順番に録画を視聴。

今季の樋口新葉のプログラムはSP・FSともに好き。
FSの「スカイフォール」は何度もリピートして見たくなるプログラムで、これからブラッシュアップして良くなっていくのが楽しみ。

ところで、またかっていう感じだけど、このところのメディアの本田真凜についての過剰な報道が気になる。
「人気があることにして話題にする」手法はいい加減飽きた。
あくまでも有望な若手選手の一人であり、メディアがスターを作ろうとすると当の選手にとっても周囲にとってもロクなことにならないのでやめてほしい。

「(昨季のプログラムだった)ロミオとジュリエットのストーリーは知らない」発言とか、今回のコーチの苦言とか、選手に対しても思うところはある。
なんていうか、ポジティブ思考って必ずしも良いことばかりじゃなく、自分の問題に向き合うためには「きちんと挫折」することも時には必要なんだな、とか。
でも、彼女への批判に浅田真央を持ち出す人を見ると片腹痛い。
「コーチの言うことを聞かない」、「リカバリーの練習をしない」、「振付を省く」、全部浅田真央にも該当することなので。
違うのは練習量だけど、これを比較に持ち出すのはやぶへびだと思う。

そしてタイプは違うけど、ロシアのザキトワも浅田真央と似たところがある。
こちらは上半身の使い方と腕の所作が雑で、振付をこなしているだけなところが。
タノジャンプの多用もGOEはプラスでいいけど、PCSから減点してくれって感じ。
スケート≠バレエであることは重々承知しつつも、「ドンキホーテ」でバレエらしい動きが出来ていないっていうのはどうなのよと思う。
かといってアスリートタイプの選手でもなく、技術は高いだけに残念な感じ。

浅 田 真 央がシニアデビューした頃は「表現はいまいちだけどジャッジ受けする技術がある技術特化型」の選手なのだと思っていた。その後、ジャッジ受けはともかく技術特化は誤解というか、むしろ逆の選手だったことがわかったけど。
今のザキトワは「技術特化型」を真の意味で体現している選手だと思う。
好き嫌いはともかくとして。

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2017年5月15日 (月)

PIWのドン・キホーテ

プリンスアイスワールドの放送を録画視聴。
町田樹のドン・キホーテが素晴らしくて、思わずテレビに拍手。録画なのに。
そして何度もリピート。
演技が終わった時に会場でひときわ大きな、悲鳴に近いような歓声が上がっていたのもよくわかる。
これぞバレエ音楽とスケートの融合っていう感じで、振付と所作、スピン、ジャンプのタイミングがいちいち音楽と合っていて気持ちいい。
町田のダンスール・ノーブルらしい動きがまた素敵。
いいもの見させてもらいました。

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