コメ「高くても国産」89%…読売新聞世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111119-OYT1T00835.htm?from=main3
家の食事はワインに合わせてパスタが多いし、カレーやリゾットには長粒種の輸入米を使うけど、明太子をのせたり、おにぎりを作ったり、お茶漬けにするのはコシヒカリ。
たこ飯も栗ご飯も。
平成米騒動の時には輸入米があるにもかかわらず日本米を100キロ買い占めた主婦がいたくらい、世間の人は私よりもはるかに日本米へのこだわりが強いのだから、もしも米の輸入が自由化されたとしても、日本のブランド米の需要がなくなるどころか減ることもありえないと思っていた。
なので、この記事には大いに納得。
逆に日本のブランド米が輸出されて手に入り易くなると、海外の和食好きの人に喜ばれるから需要は増えるかもしれない。
野菜も同じで、根セロリとか、今は手に入りにくい野菜がもっと買いやすくなるといいなと思うけど、海外にも白菜・葱・大根を欲しがっている人がいるはず、と楽観的だったりする。
日本の食材って意外と需要があると思うんですよ。クールジャパン。
ただし、先日デパートのお酒売り場にフランス・ブルターニュ産のシードル1500円と国産のシードル2000円が並んでいたけど、2000円というのは強気すぎじゃないかと思った。
正当な競争の結果、国産シードルの味や品質が認められたうえでの500円の差額ならいいのだけど、今はまだ存在自体が知られているとは言いがたい状況なので、本場産よりも500円も高いというのはねえ、と。
これはワインにもいえることで、国産も格段に美味しくなってはいるんだけど、輸入品より高額でも買うかっていうと「否」なのです。
同じくらいの品質のものが、せめて同じくらいの価格なら、心情として国産品を買うけれども。
パリのモノプリで買うと300円くらいのヤギのチーズが、東京のデパートでは1000円以上するけど、自由化により乳製品が安くなったら、これもうれしいかも。
もちろん、食の安全の固守は大前提で。
このところ、いつもいくスーパーでバターが品不足なんだけど、こういうことがあると農水省がまたなにかやらかしたのかと思ってしまう。
前に品不足になったのも生産調整の失敗だったし、TPP以前に獅子身中の虫がいるようで。
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