カテゴリー「大河ドラマ・歴史ドラマ」の125件の記事

2020年8月15日 (土)

麒麟がくる、までお待ちしてます

「独眼竜政宗」は鉄板として、第二弾で「国盗り物語」を取り上げてくれたのが嬉しかった。
といってもDVDは持っているし、この放送の少し前に見たばかりだったけど、高橋英樹と近藤正臣の話を聞けたのがうれしい。
本能寺の場面の信長の表情の変化とか光秀が信長をどう思っていたかとか、脚本の読み込みの深さが窺えたし、役の解釈が演技から受けたイメージどおりだったのもすごい。
「大河ドラマの近藤正臣にハズレなし」で大河ドラマの近藤正臣は大体どれもいい。
「麒麟」と同じ池端俊策脚本「太平記」の北畠親房も素晴らしかった。

「麒麟がくる」は人物像の解釈などが新史実を取り入れつつ「国盗り物語」を踏襲しているところが好き。
この先の登場人物では近衛前久がどんなふうに描かれるのか楽しみです。
それと、秀吉役の佐々木蔵之介の風貌がかなり猿っぽくなっていてメイクと役作りがすごい。

見ないつもりでいた「利家とまつ」の回、唐沢寿明のトークを聞きたかったので録画。
トークは面白かったけどドラマ部分はやはり耐えられず早送り。
脚本家がどや顔で書いたのであろう台詞がことごとく上滑りしていた。
唐沢寿明も「春日局」ではもっとずっと良かったのに。
橋田壽賀子作品は好きじゃないし、毎回3回は「おなごは」というのに辟易したけど、俳優の良さを殺すことはなかったのだと今にして思う。
でも、好きじゃないけど。

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2020年2月17日 (月)

大河ドラマアンチのマスメディア

ここにきて「麒麟がくる」の視聴率下降の記事が出てきているけど、一週二週でいちいちうるさいな。
「平清盛」といい「いだてん」といい、メディアの視聴率記事は最早風評被害だけど、なんとか貶めてやろうとしているように思えてしまう。
視聴率についてしかドラマを語れないなら黙っとけ。
「視聴率悪いよ」という記事を見て「面白くないのか、じゃあ見なくていい」と思う短絡的な人たちはそもそもターゲットにしなくていいと思う。
メディアが助長して何をしたいんだか。

ところで過去の降板劇においては代役の好演は認めつつも元のキャスティングを惜しむことも多々あった。
「蔵」の宮沢りえ、「キネマの天地」の藤谷美和子など。
でも、今回の帰蝶役交代については結果的には川口春奈で良かったと思う。
沢尻エリカに姫役のイメージがなかったし、むしろ過去にお姫様を演じたことのない沢尻エリカがどう演じるんだろうかと思っていたくらいで、帰蝶を沢尻エリカが演じる必然性は感じていなかったので。

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2020年1月 5日 (日)

いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)

リアルタイムでもそれなりに楽しんで視聴していたけど、振り返ってみても良かったです。
1912年のストックホルム五輪(の前)から東京五輪までのおよそ50年だけど、大きく変化した時代だったのだなと。
日露戦争から現代までの100年の、前半を「坂の上の雲」、後半を「いだてん」で見る感じ。

女子スポーツの変遷も興味深かった。
裸足で走っただけで大騒ぎだったのが、女子選手が水泳でメダルを獲得するまでに至るのに数十年しか経ていなかったのだな、とか。

主人公の金栗四三と田畑政治は地方出身の人たちだけど、志ん生を描くことによって古き「東京」を描くことになったし、物語全体が大きな一つの流れにもなった。

伏線の張り方とか構成の緻密さも素晴らしかったです。
史実の部分ではロス五輪とベルリン五輪、国立競技場における学徒出陣の悲痛さと東京五輪の晴れやかさの対比が印象的。
五りんの祖父母が関東大震災、父が学徒出陣の悲劇を描く役割を担っていたり、架空の人物の使い方も良かった。
小さな役に至るまで演じた人たちも好演で、キャストや演技によるストレスがほとんどなかった。

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2019年9月25日 (水)

いだてん~昭和編

1940年のオリンピック招致をめぐる駆け引きからベルリンオリンピックまでの流れが面白い。
前畑がんばれの場面は不覚にも涙ぐんでしまった。
ロサンゼルスオリンピックの明るさとベルリンオリンピックの対比もいい。
オリンピックが話の中心のため戦争に至る過程が間接話法なのも好きなところ。
時代背景は「細雪」と重なる。
そういえば「細雪」はベルリンにバレエ留学する女の子のエピソードはあったけど、オリンピックも二二六事件も描かれなかった。
敢えて描かなかったのか。

杉咲花が「りく」で再登場。
第一部の最後で関東大震災でシマを失った増野が気持ちの区切りを付けるまでの過程が心に残りました。

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2019年5月14日 (火)

いだてんコンサートとか

「いだてん」の大竹しのぶが水を得た魚。中村獅童との息もぴったり。
これまで出演した大河ドラマは帯に短し襷に長しな役が多かったけど、幾江役は本領発揮。
女丈夫なところ、スヤに見せる愛情、いろいろと良い。
もう一人のしのぶ、寺島しのぶも大河では今回の二階堂トクヨが一番好き。
女子体育の黎明期が新鮮です。
リアル「はいからさんが通る」という感じで楽しい。

で、録画していた「いだてんコンサート」を視聴。
東京五輪のファンファーレって初めて聴いたけど、いだてんのテーマ曲にさりげなく取り入れられているのか。
途中、「黄金の日日」の演奏も。
CDは持っているし、iTuneにも入っているけど、コンサートで演奏されるのを聴くのはまた違った趣があってうれしい。
ところで、「黄金の日日」は大河ドラマの中でも視聴率が上位に来る作品だけど、リアルタイムで見た時は、正直かったるいと思うことも少なくなかった。
五右衛門の刑死後は見てなかったし。
「黄金の日日」を本当に面白いと思ったのは数年前にCSの時代劇専門チャンネルで視聴してからです。
で、今、「黄金の日日」を日曜の8時に地上波で放送したとして視聴率は取れるんだろうか。
いえ、面白いんですよ、すごく。
でも、登場人物が次々横死するし、歴史と無関係のサイドストーリーがあって話の構成が複雑。
「いだてん」の陸上と落語の切り替えについていけない人には「黄金の日日」も無理かなと思って。

ちなみに前年の「花神」は平均視聴率19.0%で当時としては低いけど、視聴率が低かったからとこの作品の価値を疑う声はない。
ま、文句を言いそうな人はそもそも見ていないから、というのもあるけど。

やはり低視聴率がニュースになっていた「平清盛」は、総じて好意的ではあったものの、整合がとれなかったり無駄に奇を衒っていると感じる点がいくつかあった。
アイデア倒れというか、「普通に描けばいいのに」と。

「篤姫」の頃だったか、史実改変の批判が出たことについて、クドカンが文春のコラムで「面白ければいいじゃん」的なことを書いていて、それを読んだ時は「クドカンには大河は向かない」と思ったし、今回も戦国とか幕末だったら猛反発していたと思う。
でも、五輪の歴史だし、一部の人が思うほど大河ドラマは重厚一辺倒だったわけではないし、もともと大河ドラマはちょっと実験的な枠だったし、まあ見てみるか、と。
始まってみれば、脚色はあれど、史実にはかなり忠実だったので不満はなく、「ここを変えろ」という不満すらない状態です。少なくとも今のところは。

視聴率については、このところ戦国モノ以外は視聴率が低い傾向だったし、近代史を扱うにあたっては覚悟はしていたはず。
それに、発表されている視聴率の信頼性がそもそも疑問。
関東圏の視聴率のモニターは600世帯だと何かで見た記憶があるけど、その600世帯がサンプルとして適正なのかどうかも不明だし。
それから視聴者のライフスタイルの変化も。
昔と違って、録画しておいてリアルタイムの放送時間にはCSを見ていることだってあるわけで。


これまでマスメディアが大河ドラマの話題を取り上げると、主演俳優の下げ記事と相場が決まっていた。
「江」の時さえ、脚本家の金銭スキャンダルがちょろっと記事になった以外は主演の上野樹里を執拗にバッシング。
それが、今回はクドカンが名指しされているのがちょっと不思議な現象。
週刊誌やタブロイド紙等のメディアによる「いだてん」批判の一部は「クドカン」がブランド化したことへの嫉妬や反感もあるんじゃないかと思う。

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2019年4月20日 (土)

大河ドラマの意義

わりと楽しんで視聴している大河ドラマの視聴率が低い時に思うこと。
内容に注文や文句が出るのはいいんですよ。
あまり無理難題はどうかと思うけど。
「題材が地味」とか「無名の人を大河ドラマの主役にするな」という批判がなんかこう的外れ。
(「花燃ゆ」の問題点はヒロインが無名だったからではない。)
そんなに戦国三傑のドラマばかり見たいですか?
知らないことが出てきたらワクワクするのが歴史好きでしょ。
「自分が知らないからつまらない」という人は元々大河ドラマの視聴に向いていないし歴史ファンじゃない、と思う。
面白くないと思う人は民放のドラマを見ていればいいと思う。
もしくは時代劇専門チャンネルで昔の大河とか。

それから、「受信料を使って低視聴率のドラマを作るな」というのも違うと思う。
受信料を払っている人すべてを満足させるドラマなどできるはずもなく、気にし出したら何も作れなくなってしまう。
NHKは唯一スポンサーを気にせずに番組を制作できる局なんですよ。
受信料で制作するからこそ、NHKには視聴率よりも作品のクオリティを求めたいと思う。
そこをクリアしていればマニアック大いに結構。
むしろ、大河ドラマで大衆受けを狙うとロクな結果にならない。
たとえ視聴率が30%だとしても(あくまでも仮定です)、韓流ドラマに受信料を使われるほうが不愉快です。

民放も以前は大型長編時代劇や明治以降の歴史を題材にしたスペシャルドラマを制作していた。
一社提供で大々的に、とか。
でも、最近はそれもめっきりなくなった。
それどころか時代劇さえ民放では作られなくなっている。
視聴率とか製作費を優先した結果がこれ。
このままでは平成より前のドラマを作るノウハウすら失われてしまうんじゃないかと思う。
なので、NHKにはNHKにしか出来ないドラマを作ってほしい。

大河ドラマの視聴率を執拗に報道するメディアも、何がしたいのかわからない。
内容に問題ありと思うのならそれを記事にすればいいけど、内容にはほとんど触れない。
内容に問題がないにもかかわらず視聴率が下がっているのだとしたら、それはあげつらうよりも憂えるべきことだと思うのだけど。

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2019年3月14日 (木)

誰のための制裁か

ピエール瀧逮捕の一報を知って、最初に脳裏に浮かんだのは見られなくなるかもれない作品の一覧。薬物の影響を心配するのでなく。
自主規制の弊害きわまれりという感じ。
抑止力を理由にドラマの放送中止や映画の公開中止を支持する人もいるけど、薬物に手を出す人が「賠償金が発生するから」と思いとどまるものだろうか。
結局、本人よりも関係者やファンの受ける損害のほうが大きくて、誰が制裁を受けているのかわからなくなっている。
一視聴者としては、なんで一人のために見たいドラマや映画を見られなくなるわけ?と思うし。
抑止力や懲罰なら、別の方法を考えるべきだと思う。
一定期間社会奉仕とか、ギャラの一部を寄付することを義務づける、など。

とりあえず「いだてん」の撮影分は予定通り放送して欲しいです。
前例を気にするのなら黄金の日日の時も出演者が大麻で逮捕されているので同じ対応でいいと思う。

追記:
自主規制の必要性を強硬に主張する人の意見を見ていると、事件によって影響を受けた関係者への配慮が根こそぎ抜けている。
連帯責任を負わせることを「仕方がない」で済まそうとすることが腹立たしい。
また、そういう人に限って映画・ドラマ・音楽への思い入れも薄いしね。

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2019年2月27日 (水)

自転車節~いだてん

「いだてん」、綾瀬はるか演じる'すや'の嫁入りの場面、自転車節の歌詞と金栗四三の気持ちがオーバーラップして、ちょっと切なくなった。
この自転車節って、「はいからさんが通る」の紅緒さんと少尉の出会いの場面で少尉が歌っていた歌だったんですね。二番の歌詞を見て気づいた。



朝ドラ向きの題材という声があるけど、15分と45分では描き方が違ってくるし、大河の45分の枠じゃないと、もっとせわしなくなってしまうと思う。
まあ、まだ序盤だけど。

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2019年2月17日 (日)

いだてん

今まで近代が舞台の大河ドラマはパスしていたけれど、宮藤官九郎作ということもあって今回は視聴。
これまで苦手だったのは近代ではなく「大河で架空の人物」に興味を持てなかったのかもしれない。
今まで知らなかった人たちのあれこれを知るのが楽しみだし、明治末の東京の雰囲気を楽しんでいます。
「坂の上の雲」のその後っていう感じ。
もしくは徳富蘆花つながりで「八重の桜」。


ビートたけしの志ん生役には懐疑的だったけど、喋りに江戸情緒が感じられて、江戸っ子であることを改めて認識。


メディアは、とかく視聴率ばかりを問題にするけど、本当に内容が酷い作品(ストーリーの大半が主人公の立ち聞きで進むような)と視聴率は低くとも見た人の満足度が高い作品との違いをいい加減分かれよと思う。



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「せごどん」も鈴木亮平はじめキャストは良かったし、全体的にトンデモ解釈は少な目だったのは良かったのに、肝心なところで意味不明な解釈にしたのが残念。
特に慶喜の敵前逃亡と西郷の征韓論のあたり。
わからないなら無理に独自な解釈にはせずに「翔ぶが如く」を踏襲すればいいのに。

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2017年12月12日 (火)

正統派少女マンガ大河ドラマ

真田丸の大阪夏の陣の回を見たのが昨日のことのようなのに、もう一年が経ってしまった。

これまで、「篤姫」とか「江」などのいわゆるスイーツ大河を少女マンガみたいという声は全力で否定してきた。
資料をろくに読みもせず、主人公に都合のよいストーリーをでっち上げるのは少女マンガではない、と。
でも、直虎は資料を綿密に検討した上で構築した物語で、これぞ正統派少女マンガ大河と呼ばせてもらう。


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