カテゴリー「大河ドラマ・歴史ドラマ」の115件の記事

2017年3月 7日 (火)

おんな城主 直虎

企画を知った時は「えー、また女性を無理やり主人公にするの?」と思ったけど、脚本家が「JIN」の人なのでとりあえず見てみることに。
にゃん渓だけでも見る価値ありだけど、かなり面白い。
隠れ里とか、当時の土豪の生活はこんな感じなのか、とか。
子ども時代の「おとわ」を演じた新井美羽ちゃん、坊主にしたり馬でギャロップしたり、やるじゃないか。
井伊家と今川家の関係の描写も細やかだし、今川人質時代の家康が出てくるのって「徳川家康」以来では。
「風林火山」で描かれた部分と合わせるとパズルのピースが合わさるようなエピソードの取捨。
築山殿についても、井伊家との血縁説を採って次郎法師と文通している設定にしたりと、話の作り方に違和感がない。
「軍師官兵衛」と「真田丸」でかなり回復したけど、「天地人」と「江」のトンデモ展開のトラウマはまだ残っていたので、ホッとした。
歴史物の創作部分って、脚本家が勝手に創作するんじゃなくて、いくつかある史実から拾ってきてふくらませるものだよね、と。

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2016年7月10日 (日)

ホロウクラウン

huluで配信中の「ホロウクラウン/嘆きの王冠」を視聴中。
リチャード二世をベン・ウィショー、ヘンリー四世をジェレミー・アイアンズ、リチャード三世をベネディクト・カンバーバッチときては見ないわけにはいきません。
NHKかWOWOWかミステリーチャンネルで放送してくれないかと思っていたけど待っていられなくなってwiiで見られるというのでwiiをネットに接続。

「リチャード二世」はデヴィッド・スーシェ(ポワロの人ですね)がエドムンド・オブ・ラングリー、その息子がトム・ヒューズと脇も豪華。

リチャード二世役のベン・ウィショーは「無能だけど高貴」な感じがすごいです。

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2016年3月27日 (日)

そして、真田丸

真田丸の「祝言」の回。
長澤まさみ演じる「きり」が信繁と梅の祝言が暗殺に利用されたことに憤るものの、昌幸の「真田が大名になるためだ」という言葉には言い返せない、という場面に深く思うところがありました。
このところの大河ドラマで登場人物が現代の価値観を口にすることにイライラしてきた・・・のだと思っていたけど、そうではなく、現代の価値観を絶対的な正論として描き、時代時代の価値観が無視されていたことに違和感を覚えていたのだと気づいた。
対立すらなかったもんね。

真田丸を見ていると、三谷幸喜はいわゆるスイーツ大河を苦々しく思っていたんじゃないかと感じる場面が時々ある。
家康一行の伊賀越えには大爆笑したけど、主人公を無理やり同行させなくてもこんなに面白くできるんだよと言いたかったりして。
なんて、勝手な想像ですけど。

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2016年1月13日 (水)

大河ドラマ 真田丸

三谷幸喜が歴史好きであることへの信頼感と「ギャラクシー家族」(の予告編)を見た不安感を抱えながら第一回を見ましたが、うん、面白い。

「真田太平記」で幸村を演じた草刈正雄が昌幸を演じているのが感慨深い。
大泉洋の信幸もいいです。ま、龍馬伝の饅頭屋も良かったわけだし、好演は想定内ですが。
滅び行く武田の描き方も良かった。

今回は、ちゃんと歴史の流れを把握している人が書いているっていう安心感があります。

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2015年9月 7日 (月)

下の句は?

予告を見ていやな予感がしつつも高杉の出番が終わるし、怖いもの見たさもあって視聴した「花燃ゆ」。
話の展開にもう唖然。

・労咳患者に子どもを近づけていいの?
・妻をさしおいて高杉の看護をなぜ美和がする
・なぜ手を握る
・おうのはどうした
・なんで野村望東尼がいないの?
・奇兵隊は?
・辞世の句の下の句は?
野村望東尼がいないから、「美和が下の句をつけるのか?」とドキドキしたけど、下の句なしとは。

久坂玄瑞の隠し子のことは小田村に伝言を頼むか手紙を託せばよいことで、高杉が美和を下関まで呼びつける理由としては薄弱。
100歩譲って呼びつけたとして、本来高杉に付き添っていたはずのおうのを手伝うとか、高杉から身寄りのないおうのの身の振り方について頼まれる、とかならヒロインを絡める理由としてはまだしも説得力があったのに、正妻で実家も良家の高杉の妻子とヒロインを絡めたがる意味がわからない。
「あなたの出る幕じゃないよ」としか思えません。

どや顔で妻子を連れてきて、でしゃばって看病したうえ手まで握る。
大河とか歴史云々を抜きにして、ホームドラマとしたってダメな脚本だし、むかつくヒロインでしょ、これ。

なんというか、「功名が辻」の「一豊に千代への愛を告白して息をひきとる竹中半兵衛」以来の脱力を感じております。

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2015年8月30日 (日)

世に棲む日日でドラマ化希望

久しぶりに司馬遼太郎の「世に棲む日日」の後半を読んでみたけど、やっぱり面白い。
今回は高良健吾の高杉晋作をイメージして読んだけど、高良健吾で「世に棲む日日」を見たかった。
高杉以外もキャストはおおむね満足しているので、そのままで。
いえ、いくら原作が良くても、脚本家がアレだとアレなので、「花神」(高杉パートは「世に棲む日日」)のリメイクで。
大野靖子の脚本の原稿は残っていないのだろうか。
もう、なんだったら総集編に残っている部分のリメイクでもいい。

それにつけても「花燃ゆ」が残念。
今は高杉関連を見るために視聴していますが、ヒロインの描き方に相変わらずイライラ。
小田村伊之助もなんかイヤな奴になっているが、これでいいのか?
毛利家大奥を描くのはかまわないけど、ヒロインを無理やり持ち上げて史実に絡めるのはやめてほしい。
高杉の妻とヒロインが夫の浮気の話をする場面を入れるのはいいけど、あんな深刻ぶった演出ではなく、ふっと愚痴をこぼすくらいにしとけばいいのに。

とかく批判された「平清盛」は、オリジナルの設定が邪魔だったけど、宮中パートと摂関家は面白かったし、俳優の見せ場を台無しにするような演出はなかった。
「八重の桜」と「軍師官兵衛」は、好みの問題レベルの些細な不満以外は満足してたし。

年末、「花燃ゆ」総集編を作る時は、幕末の英傑場面とヒロインの登場場面を分けて編集してくれないかしら。
「幕末騒乱編」「女たちの幕末編」みたいな感じで。

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2015年8月 9日 (日)

花燃ゆ

功山寺決起の回ということで、久しぶりに大河ドラマを見た。
高良健吾の高杉晋作は、いかにも天才肌でキレッキレで素晴らしい。
前髪がギザギザの髪型がいかにもザンギリという感じだし、よく似合っている。
でも毛利家大奥の場面になると緊張感がなくなり、かといって一息つく場面でもないのでなんだかガックリ。
毛利家の大奥はこれまで描かれたことがなかったし、それが出てくるのはいいんだけど、なんか組み立てが悪いって言うか。
高杉晋作の妻子を絡めて盛り上げるのも、無理やり感があって興をそがれる。
高杉晋作は高杉家の家督を継いでいないので高杉家の当主は父。当主の父が無事なら妻子にも累は及ばないはずだけど。

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2015年5月25日 (月)

視聴率

大河ドラマ「花燃ゆ」の低視聴率が取り沙汰されている。
私の好き嫌いと視聴率の推移は一致しないことも多いので、それ自体はふーんと思うのだけど、主演女優が責任を感じているというのがちょっと気の毒。
「幕末の長州が舞台」の大河、「女性が主役」の大河、どちらもありだけど、「幕末の長州が舞台で女性が主役」というのは、ない。
「八重の桜」は、山本八重自身が篭城戦で銃を持って戦ったこと、兄の山本覚馬が還暦を過ぎるまで存命だったことから大河ドラマとして成立し得たけど、「花燃ゆ」はヒロインの兄の吉田松陰が30歳前に亡くなっているわけで。
歴史的事件を羅列するよりは、ある程度は日常生活の描写はあったほうが良いし、松陰死後の歴史の本流を離れた杉家の日常というのも興味がなくはないけど、あまりに歴史の舞台から離れすぎている。
企画自体が大河ドラマではなく朝ドラ向きなわけで、出演者が責任を感じることじゃない。

*****

ザッピングの途中でフジテレビの水曜歌謡祭にあわせたら、AKBだかモモクロだかが「勝手にしやがれ」を歌っていたけど、ああいうのって誰に需要があるんだろうか。
70年代・80年代の曲を聴きたい人は今ドキのアイドルの歌唱で聴きたいわけじゃないし、アイドルのファンもアイドルたちが昔の曲を歌うのに興味があるわけじゃないだろうし。

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2015年1月21日 (水)

立ち聞き場面は禁止に

一昨年の「八重の桜」と同時代だし、幕末で長州というと名作「花神」があるし、ということで期待値はあまり高くないのだけど、吉田松蔭が引き起こす数々の事件に対する家族の反応はちょっと新鮮。
兄・梅太郎が説教する場面は心打たれましたよ。
ただ、ヒロインが立ち聞きする場面はいただけない。
思うに「八重の桜」にストレスを感じなかったのは、立ち聞き場面が皆無だったこともあるかもしれない。
ヒロインが情報を得るのを立ち聞きで処理するのは禁じ手にして欲しいです。

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2014年9月28日 (日)

普通に面白い軍師官兵衛

好きな俳優が出演している時の熱中度はないけれど、「軍師官兵衛」が普通に面白い。
序盤は岡田准一の発声が気になったこともあったけど、そのうち気にならなくなった。
歴史好きであることが頷ける演技。
やはり序盤に懐疑的だった江口洋介の織田信長ですが、信長の人間味などをあえて排除して、家臣から見た理不尽な恐れられる主君として演じていたのが良かった。「いい人じゃない人」を演じるのは勇気がいることだと思う。
ここまでの「軍師官兵衛」で特筆すべきは、なんといっても荒木村重を真っ向から描いたこと。
豪放磊落な村重が精神的に追い込まれていく様子が素晴らしかった。
田中哲司の演技が良かったのは言うまでもなく。
「龍馬伝」の眉無し慶喜がずいぶんだと思ったので、適役かつちゃんとした演出で見られて良かったです。
二階堂ふみも、「平清盛」は十二単や所作に違和感がないのは良かったけれど、無難なしっかりもののお姫様役だったので役不足の感は否めなかった。
でも、今回の小悪魔的な淀役は先が楽しみ。
ワガママでアクは強いけど、本人にあまり底意も悪気もなさそうで、でも周囲に波風を立てるという設定が面白い。
童顔で悪女系の淀の方というと「功名が辻」の永作博美も演技は良かったのだけど、淀の方が積極的に陰謀を企むという設定には大いに異議有りだった。(淀の方が自発的に陰謀を企むタイプだったら、冬の陣・夏の陣に至る経緯も変わっていたはず)
今回の淀のほうがファムファタールらしくて良いです。

黒田官兵衛自身が歴史上の重要なイベントに密接に絡んでいる人なので、無関係な出来事に無理やり絡めてくるイライラもないし、平穏な気持でドラマを楽しんでいます。

「八重の桜」、「軍師官兵衛」とまっとうな大河ドラマが続いて安心していたところに、飛び道具のようなトンデモ記事に被弾。

「あなたが最高傑作だと思うNHK大河ドラマ―1位『篤姫』」という記事です。
http://news.livedoor.com/article/detail/9297458/

たかだか497人対象のアンケートではあるけれど、こういう形で記事にして、それがYahoo!のトップに来れば印象操作には使えるんだな。
「篤姫」人気がスイーツ大河を後押ししたわけで、もうそういう大河はこりごり。
スイーツ大河自体もこりごりだけど、(おそらくは)見たこともない過去の大河を否定したり、先輩俳優たちを貶めて主演女優を持ち上げたりと、篤姫を声高に支持した人たちの言動もイヤだった。
この、イメージ操作とか他をさげて褒めるというのは休養中の某女子フィギュアスケート選手関連で顕著なやり口。某選手と宮崎あおいは自己評価が高い点、CMの微妙さ、リズム感の悪さなど他にも共通点があるけど、そういうファンを呼び込む何かがあるのだろうか。

■NHK大河ドラマの最高傑作Top10
第1位 『篤姫』……69人(13.9%)
第2位 『新選組!』……67人(13.5%)
第3位 『龍馬伝』……60人(12.1%)
第4位 『八重の桜』……46人(9.3%)
第5位 『軍師官兵衛』……45人(9.1%)
第6位 『利家とまつ~加賀百万石物語~』……35人(7.0%)
第7位 『竜馬がゆく』……32人(6.4%)
第8位 『独眼竜政宗』……30人(6.0%)
第9位 『秀吉』……24人(4.8%)
第10位 『江 ~姫たちの戦国~』……17人(3.4%)
次点 『毛利元就』……15人(3.0%)

ただ、歴史的事件をことごとく恋愛感情に絡めた「功名が辻」は入っていなかったりと、必ずしも「スイーツ大河」が人気というわけでもないのが不思議なアンケートです。


で、ついでにやはり気になっていた少し(だいぶ?)の前の記事。

FNS歌謡祭、口パクなしでわかった歌の上手い人と下手な人
http://npn.co.jp/article/detail/83919578/

 そもそも「上手い」「下手だ」などの話が出るようになったのも今年3月に音楽番組プロデューサーきくち伸氏がフジテレビの音楽番組で口パク禁止令を出したから。「口パクは1人もいなかったのかは、はっきりしたところ分かりませんが、逆にアイドル当時、『へたくそ 』といわれていた薬師丸ひろこが意外と上手く聞こえたとか、斉藤由貴はやっぱり上手いなど、昔のアイドルは歌が上手かったというのが再確認できた。

80年代のアイドルは声に魅力がある人が多くて、歌唱力も今聴くと意外と下手じゃないというのは、まあそうだと思うけど、下線の部分は人を取り違えているでしょ。
薬師丸ひろ子は昔も今も安定の歌唱力の高さだし、斉藤由貴は魅力はあったけど「やっぱり上手い」と言われるほど歌唱力の評価は高くなかったんだが。
去年の12月の記事に今更突っ込みもなんなのだけど、大新聞系の記事ほどの影響力はないものの、こういう新興のネットニュースサイトの記事がさらっと事実誤認や嘘が混じっているのが気になる。
ソースを確認する習慣がある人なら「ああ」と思うけど、ソースに関係なく鵜呑みにする人もいるわけで。
書いた人は思いつきや思い込みで書き流しているみたいだけど、一応お金をもらって書いているんだろうから確認くらいすればいいのに。
いえ、ただでも出来るだけ間違ったことは書きたくないと思うものじゃないのかな。

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