中国語学習と人名・地名の読みについて
しばらく休止していた中国語学習を再開。
昔は中国語のIMEをインストールするのに四苦八苦したけど、今はスマホもPCも選択するだけなので楽になった。
ピンインなどをかなり忘れているのを思い出しながら学習しています。
学習するのにNHKのゴガクルもかなり使えるのだけど、「読む・聞く・発音」にはDuolingoが便利。
中国語版が出来ないかなと思っていたら、英語→中国語コースが去年から開設されていた。
うれしい。
以前、リバースコース(中国語話者向けの英語)を試したけど、中国語のヒアリングの機能がなかったので止めたのです。
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日本人が中国語を勉強する場合、漢字慣れしているのが利点だけど、それが故の問題もあったりする。
中国語教室に通っていた時は自己紹介も中国語読みで。
その頃は漢字をピンイン読みするのが妙に楽しくて、人名や地名も北京語で読むことに抵抗がなかった。
でも学習を再開してみて、そこのところに大いに疑問を感じているところ。
報道などで中国人の名前を日本では日本語の音読みにするのも、歴史的経緯があるとはいえ、そろそろ改めないと不便だと思う。
習近平が中国も含めて全世界的に「シーチンピン」なのに、日本だけ「シュウキンペイ」では混乱する。
フィギュアスケートのボーヤン・ジンをアナウンサーがキンハクヨウ、ハンヤンをエンカンと呼ぶたびに苦笑いしていた。
漢字の読みの問題は、日本語の地名や人名にもある。
少し前に中国人観光客と話す機会があって、
「明日どこに行くんですか」
「インヅォ」
(「?」)
しばらく考えて「インヅォ=銀座」と思い当たったけど、道を訊ねる時など、筆談ならともかくインヅォと言われても訊かれたほうも困ると思う。
で、当然、訊いたほうも困ることになる、と。
以前、上海を旅行した時、現地のガイドさんが日本語に堪能で、中国の地名も日本語読みで話してくれたけど、日本語上手いなと思いつつ、地名は中国語で困らないよなと思ったものでした。
四川料理がスーチュアン料理になっても文句はない。
まして日本の地名と人名は日本語読みにするほうがお互いのため。
イタリアのフィレンツェは英語ではフローレンス、ヴェネツィアはベニスだけど、英語圏からの観光客向けにいちいちフローレンスとかベニスとは言ってないと思うし。
ただし、三国志の武将名など歴史的な呼び方は従来のままでいいです。
あの時代は北京語読みではなかったはずだし、むしろ日本語読みのほうが本来の音に近いかもしれないし。
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