カテゴリー「音楽(Popular)」の80件の記事

2022年1月10日 (月)

風街に連れてって、その他コラボのことなど

アマゾンからのお知らせで「風街に連れてって」のアルバムをダウンロード。
「風街オデッセイ」から楽しみにしていたB'zの「セクシャルバイオレットNo.1」を聴くことが出来た。
ヘビロテになりそうなのが宮本浩次の「September」とクレイジー・ケン・バンドの「ルビーの指輪」かな。
川崎鷹也の「君は天然色」もオリジナルへのリスペクトが感じられて良かった。
自分が思っていた以上に大瀧詠一の歌いまわしに思い入れがあることを再認識しました。


2021年の紅白歌合戦は録画して視聴。
視聴率等で批判されているけど、音楽的には良かったですよ。
上白石萌音とか薬師丸ひろ子とか。

事前にコラボで名前が出ながらとりやめになった芸名が肉の部位の人が出なくて、なんとなく安堵したりした。
彼女を出すのに、いちいちコラボ企画にしようとするテレビ局関係者は音楽のセンスがないのだろうか。
彼女のピアノ単体なら好き嫌いだけで済むけど、他のミュージシャンを巻き込むとなると話は違う。
彼女への批判は一部を除いてピアノのタッチとか音色への批判であるのに対し、擁護は「でも、武道館でコンサートを開けるならたいしたもの」と全然噛み合っていなくて、彼女のファンは彼女のサクセスストーリーが好きなんだろうな。
それはともかく、彼女の引き合いで他のピアニストの名前を挙げるのは失礼なので止めてほしいと思う。

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2021年11月13日 (土)

風街オデッセイ2021 第二日

ものすごく久しぶりの日本武道館での松本隆作詞家50周年記念・風街オデッセイ2021(第二日)。
最初から最後まで、それはもう口角上がりっぱなしの多幸感にあふれる時間を過ごすことが出来ました。
セットリストの7割くらいはCDで持っている。
オリジナルに忠実な演奏が多くてそこも良かった。
アレンジはアレンジで良かったんですが。
ライブを通じて歌詞の言葉にモゾモゾを感じないことにこんなに落ち着きと幸福を感じられるなんて。

一曲目が杉真理・伊藤銀次・鈴木茂による「A面で恋をして」。
伊藤銀次は今回のお目当ての一人ですが、売野雅勇・康珍化・銀色夏生を早い時期に起用した人だし、松本隆との共作が思い浮かばなかった。
それが、こういう形で登場してくれるとは。
佐野元春のパートを伊藤銀次が、大瀧詠一を鈴木茂が担当。
「夜明けまでドライブルルルルル」を伊藤銀次が忠実に再現してくれて、マスクの下は満面の笑み。

これまたお目当ての一人だった堀込泰行の「てぃーんずぶるーす」と堀込泰行参加ユニットの「真冬物語」を聴けたのがとてもうれしい。
「てぃーんずぶるーす」の次が藤井隆の「代官山エレジー」で作曲が堀込高樹とさりげなくキリンジつながりでした。

圧巻だったのが吉田美奈子の「瑠璃色の地球」。歌詞とメロディが心に直接届く感覚。
「ガラスの林檎」はまた違う意味で圧巻だった。
WOWOWで見るのも楽しみ。

終演後に流れていた南佳孝の「冒険王」、CDを買ってしまいました。
リアルタイムでは、それまでのシティポップのイメージとのギャップがあって手を出せずにいたのだけど、今聴くとしみじみと良いアルバム。
前日の終演後に流れていたのが大滝詠一のスピーチバルーンだったそうで、「A LONG VACATION」も「冒険王」もほぼ全曲松本隆作詞のアルバムだけど、対になる作品という位置付けなのだろうか、なんて思ったりした。

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2021年9月20日 (月)

トパーズ色の街

大久保一久の訃報。
去年の、まだ自宅待機期間だった頃に風の「海風」を購入。
その中で「トパーズ色の街」をわりとヘビロテした。
9月のプレイリストに入れて今年も聴いていたところでした。

「海風」は1977年に出た音楽的に背伸びし終わった今聴くと、改めて洗練されていて素敵。
そして「トパーズ色の街」は80年代のシティポップというか、「リゾート地のラブソング」の先駆的な曲だと思う。

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2021年7月18日 (日)

あの歌1、2

上白石萌音のカバーアルバム「あの歌」の1と2を聴いています。
音楽番組で聴いた「世界中の誰よりきっと」が良かったので、まず「2」を、続いてアレンジが鳥山雄司なので「1」を購入。

選曲も良いし、どの曲もオリジナルへのリスペクトに溢れている。
発声・発音がきれいで声が心地いいし、歌が技術的にも表現的にも上手くて、そのことに驚いたけど、それでいてどこか客観的なのも好ましい。
テンポを落としてバラードにアレンジしたりしていないのも好き。

2に「ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス」が入っていたのが個人的にツボ。
親御さんがスタレビのファンなのだろうか。

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2021年3月21日 (日)

Welcome To My Life

村上"ポンタ"秀一の訃報。
ここ数日「Welcome To My Life」を聴いています。
Nokkoの「I Want You Back」と近藤房之助の「Travelling」がヘビロテ曲だけど、久しぶりにアルバムを通して聴くと、どれも素敵。
アルバムを買った頃よりは多少は音楽の経験値が増しているから、良さが前より心に浸みる。
そういえば、「Welcome To My Life」が出た後にフジテレビの夜のニュース枠で放送していた「YOL.神々の宴」、これと「夢の乱入者」はDVDが欲しい。CDでもいい。
イカ天の愛ある毒舌ぶりも痛快だったけど、「なごり雪」などボーカルに寄り添うような演奏が好き。

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2021年2月 7日 (日)

伝説のコンサート

NHK総合で放送された山口百恵の伝説コンサートを30分遅れで視聴。
好きな曲はiTunesに入っているし、あまり気に留めていなかったけど、最初から見たかったー。
衣装とか演出には時代を感じるものの、パフォーマンスに全然古臭さを感じなかった。
それと歌のうまさにびっくり。
リアルタイムでは下手と思ったことはないけど「上手いっ」という印象ではなかったのだけど、声量あるし表現力が素晴らしい。
シャウトもカッコいいし。
中森明菜の「Blonde」を歌ったのを聴いてみたいです。
21歳には思えないくらい大人っぽいけれど、所作のところどころに若さがあったり。
ベストアルバムの中から数曲をMP3ダウンロードしていたけど、CDを買ってしまいました。

これだけのパフォーマンスが出来て、それもかなり自主性もあったというのに引退してスパっと辞めるのがまたすごい。
引退する人は多いから、辞め続けているのが、というべきか。
あ、復帰する人がダメと言いたいわけではないですよ。
才能ある人が表現の世界に戻ってくるのはウェルカムなのです。
そういう欲を持たなかった・捨て去った、ことにいろいろと思うことがあるわけで。
三浦友和もえらいな。

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2020年12月14日 (月)

ROMANCE、Stray Sheep

宮本浩次のカバーアルバム「ROMANCE」の初回限定版を購入。
カバーって歌手の基礎力が如実に出るけれど、このアルバムもそう。
「喝采」はオリジナルのちあきなおみに結構寄せて歌っているのだけど、それでいて自分のものになっているあたり、個性って素晴らしい。
「木綿のハンカチーフ」の女の子のパートがそこはかとなく女の子らしいところも好き。「喝采」「異邦人」「First Love」を特にヘビロテしています。

それから今更って感じだけど、米津玄師のStray Sheepについても少し。
これもCDで購入。
ドラマ主題歌の「Lemon」、「感電」には作家力(っていうの?)の凄さを感じる。
「Lemon」の歌詞は「これ中堂のこと?」と思うし、「感電」は「MIU404」の主人公二人のイメージそのままだし、予めストーリーとか設定とかをある程度聞いたうえで創作するんだろうか?、と思ったらwikiに「『MIU404』の1、2話の脚本を読んだうえで制作された」と書いてあった。
やっぱり。

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2020年11月16日 (月)

恋愛小説3~You & Me

原田知世のカバーアルバムの第三弾。
2も愛聴しているけど、3は更に、より一層素晴らしい。
歌唱もアレンジも演奏も進化した感じ。
アルバムが届くまでは、一番聴きたかったのが「小麦色のマーメイド」で、これももちろん良かったのだけど、白眉は「新しいシャツ」。
バックはピアノのみなのだけど、原田知世のしっとりとした歌声と寄り添うようなピアノの音色が本当に素敵。

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2020年7月25日 (土)

キリンジ

ステイホームで時間があったので、心にちょこっと引っかかっているものをいろいろと掘り下げたりしていた。
その中の一つがキリンジ。
曲調とかサウンドがちょうと今の季節に合っていることもあって、なんとなくYoutubeを見始めて、ベストアルバムでも買おうかという気になって「フリー・ソウル・キリンジ」を購入して、そこからヘビロテ。
ライブDVDも。

キリンジを初めて見たのは、たまたま放送していた2002年のジョン・レノン音楽祭の「Woman」。
堀込泰行の歌声を聴いて「洋楽カバーがものすごく上手い人がいる」と驚き、その後「スローなブギにしてくれ」とかユーミンのトリビュートアルバムを聴いて「洋の東西を問わずカバーが素晴らしい」と思ったけど、オリジナルを耳にする機会はないまま「エイリアンズ」を知ったのは2012年の「クリスマスの約束」。
「エイリアンズ」を知った後は、今度はあまりに名曲なので逆に他の曲を聴こうという気にならず、ようやくたどり着いたって感じ。
メロディと歌詞のはまり方に違和感や無理な感じがなく、それでいながら歌詞がドラマチックで奥深くて、適度に湿度が感じられて、ブラッドベリの短編小説みたい。
リアルタイムで知っているといろいろと心騒ぐこともあったかもしれないけど、一度くらいライブに行きたかったな。
エイリアンズを知った時ならまだ間に合ったのにと思うと自分のアンテナの鈍さとか逡巡とかが悔しい。

Tour 2013のDVDの特典映像の堀込兄弟のインタビューが興味深かった。
二人ともライブに特に積極的でなく、だからこそライブの意義みたいなものについて深く考えている感じ。
キリンジのライブは余計な演出がなく、そこも好ましい。

昨年の南佳孝のライブでも「エイリアンズ」をカバーしていたけど、曲紹介の時に「堀込兄弟の弟が作った」と言っていたのがちょっと面白かった。
「キリンジの」と紹介してしまうと新しく興味を持った人が混乱すると思ったのかな、なんて思ったりした。

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2020年3月28日 (土)

COVERS/RCサクセション

RCサクセションの「COVERS」がストリーミング配信開始とのこと。
改めて多くの人に聴かれる機会が増えるのはうれしい。
「明日なき世界」とか「風に吹かれて」とか、歌詞の内容が今の鬱屈した気分にぴったりだけど、それだけじゃない。
純粋に音楽的にカッコいいアルバムです。

COVERSじゃないですが、RCの「けむり」という曲があることないことメディアに書かれる悲哀を歌っていてとても秀逸。
「火があるならいざ知らず煙だけなら消せないさ」という歌詞に苦笑してしまった。

テレビ朝日の「SmaSTATION!!」が時々清志郎特集を組んでくれたけど、番組がなくなってしまって残念です。
「石橋貴明のたいむとんねる」が似た傾向だったけど、これも終わってしまうし。

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