カテゴリー「音楽(SDR)」の24件の記事

2021年7月18日 (日)

あの歌1、2

上白石萌音のカバーアルバム「あの歌」の1と2を聴いています。
音楽番組で聴いた「世界中の誰よりきっと」が良かったので、まず「2」を、続いてアレンジが鳥山雄司なので「1」を購入。

選曲も良いし、どの曲もオリジナルへのリスペクトに溢れている。
発声・発音がきれいで声が心地いいし、歌が技術的にも表現的にも上手くて、そのことに驚いたけど、それでいてどこか客観的なのも好ましい。
テンポを落としてバラードにアレンジしたりしていないのも好き。

2に「ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス」が入っていたのが個人的にツボ。
親御さんがスタレビのファンなのだろうか。

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2019年9月21日 (土)

横浜合同演奏会

ちょっとお久しぶりのSSK揃い踏み。
スタレビ演奏の「Summer Suspicion」に歓喜。これが聴きたかった。
やや懸念もあったスペシャルゲストのコーナーは盛り上がりました。
スタレビ演奏、杉山清貴のコーラスで「Say Yes」と「YAH! YAH! YAH!」を聴ける日が来ようとは。
なんだかとっても得した気分。
このお得感は、伊藤銀次のコンサートのゲストでアン・ルイスの「六本木心中」を聴いた時に似ている。
主目的ではないけど思いがけないサプライズに遭った時のうれしさ。

KANがちょっと控えめだった気がするけど、「ふたりの夏物語」のダンスはキレッキレだったし、ソロコーナーの「世界で一番好きな人」はいつも以上に心に浸みました。

スタレビの演奏は良かったし、パワフルドラマーとファンキーベースには惚れ直したけど、スタレビの選曲はちょっと微妙。
アコースティックの「木蘭の涙」を外して最近の曲って、要さんが歌いやすい曲をチョイスした感があり、攻めてるようで守っている、みたいな感じ。。
いつか「10月のパノラマ」を演奏したことがあったけど、攻めるなら昔の曲で攻めて欲しい。

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2017年9月 3日 (日)

SSK in 宇都宮

SSK in 宇都宮に行ってきました。
駅と会場が離れているのがちょっと心配だったけど、バスの運行がスムーズ。
臨時バスも運行していて帰りの新幹線に余裕で間に合った。
日帰りライブ圏がまた一つ。
バスでICカードが使えるともっと良かったけれど。

ライブ前は餃子を食べて二荒山神社と宇都宮城址を観光と、久しぶりに「ライブwith観光」を満喫。

Toilet


Utsunomiya_futara


予定外というか想定外だったのが暑さしのぎに駅で食べた苺と練乳のカキ氷。
ふわふわカキ氷が人気なのはテレビ等で知っていたけど、ほんとに美味しい。
そして栃木県の苺の美味しさを再認識。

ライブは選曲がこれまでと変化していて、SSKの新局面というと大袈裟か。でも、そんな感じ。
要さんの声と歌い方が戻ったので未知の曲も素直に耳に入ってくるんですよ。
「昔話を繙くように」が良かったので帰宅後iTunesで視聴してみたけど、まだ歌い方に気になるところがある。
スタジオレコーディングよりライブのほうがいいのは以前もそうだったけど、三年前はまだ今の歌い方じゃなかった。
本当にここ最近で急激に戻ったような。

杉山清貴も曲目に変化があって、スタレビの演奏で「KONA WIND」を聴けるとは思わなかった。
それから、今回の「ふたりの夏物語」のベースがなんだかすごくカッコよかったです。
「木蘭の涙」も柿沼さんのベースが入ったバージョンが聴きたいんですけど。

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2017年8月19日 (土)

チャイチーライブ-U165

根本要還暦記念「チャイチーライブ-U165」に行ってきました。
杉山清貴抜きで根本要を生で見るのは20年ぶり。

このライブは背が低い順の入場。
165cm以上という条件の職業を志望していたら失意を味わったかもしれないけど、そういうことはなかったし、これまでも特に損はしていないのですが、来し方を振り返ってみると「背が低いと得!!」ということもまたなかった。
背が低いことで生まれて初めて得をした気がする。

ライブはほぼ全曲カバーの、言うなれば根本要版ロックユニット。
根本要の音楽のルーツとなった曲をすごい面子の演奏で聴かせてもらいました。
要さんの声も歌い方も、そして自分のルーツの音楽、特にプログレッシブロックに対する思い入れも20年前に戻ったようで、なんだか不思議な気持ちです。
「艶」は好きなアルバムですが、要さんのルーツが詰まったアルバムだったんだなと改めて思った。
41歳で出なくなりかけた声が60歳で声量が戻っていることもミラクル。
まあ、20年前に味わった失望を思うと、あの時にちゃんとケアしといてよという思いは残るけれど。

チャイチーライブから帰宅後、BSフジのKANライブを見ていたら要さんが「わたしゃもう少し背が欲しい」と絶叫していて爆笑。











知っている曲でも「Summertime Blues」がザ・フー版とか、「Honky Tonk Women」がハンブル・パイ版とか、いちいちマニアック。
気持ちの部分でやや背伸びして聴いていたけど、こういう背伸びは好きなのでどんどんやってほしい。
山下達郎リスペクトでブレッド&バターの曲を、には佐橋氏から「なんで達郎さんの曲やらないんですか」とツッコミあり。屈折しているなーと苦笑してしまった。

ところで元々辛口のアコースティック版「木蘭の涙」、機材トラブルはありつつも佐橋佳幸のギターの繊細な音色は素晴らしかったけど、声量が戻った今の要さんの声とは却ってミスマッチ。
SSKでは、そろそろバンド版を聴かせてほしい。
演奏が超クオリティの高い「大都会」を聴くことができたのはラッキーだけど、薬師寺ライブのデュエット版のほうが好き。

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2017年7月22日 (土)

35周年

BSプレミアムでスタレビ35周年ライブを録画・視聴。
スタレビの魅力は演奏力と根本要のボーカルだと思っているので、「他の人のヒット曲を演奏する」というのは好企画。

スタレビメインのコーナーで全員が一曲歌っていて驚いた。
単独ライブを開催できるレベルの歌唱力ならともかく、メインボーカル以外のソロボーカルってこれに限らず誰得って思う。
演奏とコーラスを聴かせてくれるだけでいいのに。
そういえば掲示板にスタレビのスレッドが立つと「スタレビは全員ソロで歌える歌唱力がある」と書き込む人があらわれるのが不思議です。
けなすよりは褒めるほうがいいけど、あまりハードルを下げると、本当に歌が上手い人のことはどう褒めるのかって思う。十把ひとからげでは失礼だし。
「スタレビはコーラスが上手い」なら同意します。

「木蘭の涙をアコースティック版を勧めたのは小田和正」ということが根本要によって語られ、以前ネットで見かけて真偽を確かめたいと思っていた情報が本当であることを確認。
余計なことをって感じ。
それによってスタレビは「名刺になる曲」は手に入れたけど、バンドのアイデンティティが曖昧になってしまった。
スタレビが小田和正と初共演した時、周囲は喜ぶファンが多かったけど、傾倒の度合いが強かったことが個人的にはひっかかったものだった。
腰が低いのはいつものことだけど、かすかに卑屈さを感じてしまったというか。
音楽的にはまったく別のジャンルという感覚だったし、その共演までスタレビがリスペクトする対象としてオフコースや小田和正の名前が挙がったことはなく、背中を追うのなら別の人だと思っていた。
音楽のルーツやリスペクト対象が共通な誰か。
共演者・ゲストの曲をスタレビが演奏するというのはオダレビに端を発しているので(と記憶している)、その点では意味がなかったわけではないけれど。

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2017年1月10日 (火)

SSKB

年が明けてしまいましたが、年の暮れの神奈川県立ホールのSSKBに行ってきました。
いつもよりやや駆け足な感はあったけど、BSジャパンで放送されるとのことで、ハラショーが映像に残るのはうれしい。っていうか、絶対カットしないでね。
スタレビさん演奏の「最後のHoly Night」が残るのも楽しみ。

去年の沼津から感じていることですが、要さんの歌い方が20年前に戻っていることも喜んでいます。
この日は声自体はややハスキーだったけど、ハスキーなりに正当な声の出し方。
私の好きな根本要が戻ってきた。

ホールは座席の間隔がきつかったのがアレだけど、ブルーライトなヨコハマの夜景が見えたのは良かった。

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2015年10月18日 (日)

沼津ぬまぬま、SSK

2年ぶりにSSKのライブに行ってきました。
忙しい人たちの集まりだし、定番のプログラムを見るつもりでいたら、何曲か変わっていたのがうれしい想定外。
スタレビの演奏で「最後のホーリーナイト」、聴きたかったんですよ。
スタレビ演奏の「Glory Love」も好きなので、欲を言えば両方聴きたかったけど。

「すべての悲しみにさよならするために」では、また杉山さんが扇風機を担当。
前回は扇風機業務のためにコーラスがおろそかになったのが不満だったけど、今回はしっかりハンドマイクを持っていて、コーラスもぬかりなかった。
KANの「桜ナイトフィーバー」は大盛り上がりで楽しかったけど、ハラショーが見れなかったのはちょっと寂しい気がしなくもない。
KANが要さんの「良いこと言って締めたがり」癖に突っ込んだのはGJ、です(笑)。

スタレビは要さんが96年頃のような素直な発声に戻っていて、この発声で歌うのなら「10月のパノラマ」という選曲も納得。歌い方も素直だったし。
発声と歌い方が戻ったせいかアコースティック版「木蘭の涙」も眉間に縦じわを寄せずに聴くことが出来た。
「バンドバージョンを!!」という気持ちは変わらないけど、発声が一番引っかかっていたんだと実感。
「トワイライトアヴェニュー」もうれしい選曲だったけど、微妙にテンポが遅くてモゾモゾ。
他の曲がテンポダウンしたわけじゃないから意図的に遅くしているんだろうけど、オリジナルのテンポがしみついているので違和感があるのです。

スタレビの演奏で「最後のホーリーナイト」の望みがかなったけど、KTバンドの演奏で「Stay My Blue」を聴いてみたい。
ここ20年の搾り出すような発声と歌い方で「Stay My Blue」を聴くのは怖かったけど、「10月のパノラマ」の歌い方なら大丈夫かなと。

心がきれいで背中に羽根が生えた人たちの「So Much In Love」のサビ(っていうのか)の部分を杉山さんが担当したのも良かった。
これまでは「年長者に花をもたせる」的にサビは要さんが歌っていたけど、声質とか音域で決めて欲しいと思っていたので。
楽器の入らない純粋ア・カペラなのでアレンジ的には山下達郎版が近いけど、テイストはティモシーBシュミットで、歌い手たちの個性によるものなんだろうな。
あ、ティモシーBシュミット版が一番好きなので、すっごく褒めてます。
といっても、達郎版、アート・ガーファンクル版も好きなんですが、。

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2014年12月29日 (月)

君のすべてが悲しい

発声には体幹がしっかりしていることも必要だけど、佐橋佳幸30周年ライブで根本要の姿勢の悪さが気になった。
年は上でも声が出ている小田和正は姿勢が良いから、やっぱりこういうところから違いが出ているのかと。
Char、CHABOもの立ち姿が若かったし。
要さんの声の不調は腰を痛めてバック転をできなくなった頃と時期を同じくしていて、かなり後まで煙草をやめなかったことも悔やまれるけど、そのあたりのケアをもっと早くにしていたらと思う。

そんなことを思っていたところ、先日、TOKYO MXで放送していた六文銭とのライブを見て「トワイライト・アヴェニュー」のテンポが遅いのに愕然とした。
春先だったかのNHK「熱血!おやじバトル」にゲスト出演した時も、出場者への模範演奏(という位置付けで見ていた)にしては微妙だぞと思ったけど、テンポが遅くなっているというのは、かなり由々しきこと。
今年は距離やら時期の問題でSSKに行っていないけど、こんなことになっているとは。
これまでスタレビへの不満というのは、ほとんどは根本要の声と歌い方に対する不満だったのだけれど。

今が不満なら過去の音を聴けば良く、できればライブの音源を聴きたいのだけど、スタレビの場合、ライブを売りにするバンドのわりにライブアルバムが少ない。
ライブDVDはマメに出しているけど、DVDなんてそんなに四六時中鑑賞できるものでもないし、リッピングは手間がかかる。
「ROCK SHOW」から「Keep on rollin'」までのライブベストCDを出してくれたら絶対聴きこむ。
その点、杉山清貴はライブDVDとCDを出してくれるので、ファンの音楽鑑賞事情をわかっているなーと思う。

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2014年12月27日 (土)

「好き」の理由の種明かし

佐橋佳幸の30周年コンサートと「HIT SONG MAKERS」の故青山純特集を相次いで視聴しました。
どちらも超売れっ子な人なので、登場するミュージシャンの顔ぶれが豪華なこと。

いつもは単純に好きか嫌いかで聴いている音楽だけど、創造に携わった人たちのこだわりとか、自分が音楽を「好き」とか「カッコいい」と感じる理由を知るのは楽しい。種明かし、とでもいうか。
「HIT SONG MAKERS」は、まさしくそういう番組でした。
こういう番組でいつも思うのは、こだわった本人はもちろんすごいんだけど、それを記憶している人たちがいることもすごいと思う。
山下達郎の「クリスマス・イブ」、大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」はドラムを意識して聴く曲ではないし、実際にそんなに意識せずに聴いていたけれど、坦々としたリズムでかつ飽きさせないというのすごい(なんだかすごいばっかり言ってるけど)。青山純の刻むリズムは体に染み付いています。

佐橋佳幸の30周年ライブで藤井フミヤの「TRUE LOVE」がこの人のギターだったことを知りました。
他にも「この人と交流があるんだー」というのがいろいろわかったのも楽しかった。
ゲストではCHABOとCharがカッコよかった。
スタレビも出演していて、「ラブ・ストーリーは突然に」のイントロのギターをリクエストするあたりは要さんならではの気遣いに感じられた。

スタレビの出演は、察するに「木蘭の涙」のアコースティック版のギターが佐橋佳幸だったということなのだろうか。
佐橋佳幸のギターは山下達郎のライブで涙ぐんでしまったことがあるけど、その音色をもってしても木蘭の涙のアコースティックバージョンは好きになれないな。
オリジナル(バンド・アレンジ版)のギターなら聴きたいが。
もっとも、バンド・アレンジ版なら要さんのギターで全然不満はないですけども。

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2013年7月21日 (日)

Stay My Blue

テレビを見ていたら徳永英明と根本要が「木蘭の涙」をデュエットしていた。
スタレビの「DEVOTION」に収録されている「元気をだして」は、聴く前の期待値と聴いた後の失望が同じくらい大きくて、要さんは個性的な声なんだから軽く歌ってちょうどいいくらいなのをやけに粘っこく歌われて辟易したのがその理由。
徳永英明がVOCALISTシリーズでカバーしてからは徳永版「元気をだして」をけっこう聴いたけど、要さんの声に求めていたイメージに近かった。
「DEVOTION」がリリースされた頃の徳永英明は今の声質ではなかったので眼中になかったのだけど、世の中わからないものです。
「翳りゆく部屋」も同じく。要さんがもっとサラッと歌っていたら、どんなに素敵だったことか。
徳永英明の「木蘭の涙」はさらりと歌っていて好感が持てたけど、この曲はアコースティックやピアノアレンジよりもバンドアレンジで、という気持ちは変わらない。
まあ、いい加減「木蘭の涙」以外の曲を歌ってほしいというのもあるけど。
いつの間にかスタレビの代表曲みたいになっているけど、スタレビのバラードなら「Stay My Blue」のほうが好き。
「夜更けのリフ」、「君のために」も良い曲なのにシングルとしてプッシュしなかったのが本当に惜しまれる。
自分が作った曲の良さをわかってないんじゃないの?と思えたこともたびたびあった。
「ヒット曲がない」と自嘲するわりに。

要さんが一番デュエットしやすいのは杉山清貴なんだろうと今回再確認。
当人比ではいろいろ不満もあるけれど、他と比べればキーも高いし声量もあるわけで、なかなか人と合わせるのはたいへんそう。
その点、杉山さん相手なら思いきり声が出せるから。


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